二スケ二ゾウ
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二スケ二ゾウ(にスケ にゾウ)とは、ほぼ同時期に歌舞伎の世界から映画界に転身した、4人の二枚目剣戟スタアの総称。
概要
[編集]- 東千代之介
- 長唄方六代目杵屋弥三郎の子。七代目坂東三津五郎の門人(日本舞踊)。
- 昭和29年 (1954)、東映に入社、『雪之丞変化』三部作で映画デビュー。
- →詳細は「東千代之介」を参照
- 中村錦之助
- 三代目中村時蔵の四男。
- 昭和29年 (1954)、新芸術プロ『ひよどり草紙』で映画デビュー。その後新東宝を経て東映に入社、『新諸国物語 笛吹童子』でスターに。
- →詳細は「萬屋錦之介」を参照
- 市川雷蔵
- 三代目市川壽海の養子。はじめ三代目市川九團次の養子。実父は九團次の義弟。
- 昭和29年 (1954)、大映に入社、『花の白虎隊』で映画デビュー。
- →詳細は「市川雷蔵 (8代目)」を参照
- 大川橋蔵
- 六代目尾上菊五郎の妻・寺島千代の養子。はじめ二代目市川瀧之丞の養子。実母は柳橋の芸妓。
- 昭和30年 (1955)、東映に入社、『笛吹若武者』で映画デビュー。
- →詳細は「大川橋蔵 (2代目)」を参照