亀岡典子
表示
亀岡 典子(かめおか のりこ、1958年〈昭和33年[1][2]〉- )は、日本の演劇評論家。 産経新聞社大阪本社編集局文化部特別客員記者[3][4]。 2020年より神戸学院大学人文学部非常勤講師[5]。
来歴
[編集]大阪府生まれ。立教大学日本文学科卒業後、1990年に産経新聞社入社[3]。伝統芸能に縁は薄かったが、大阪文化部で古典芸能を中心とした演劇記事の取材・執筆に多数携わり、パリ・オペラ座で史上初めて行われた歌舞伎公演やアルジェリアの文楽公演などに同行取材[5]。編集委員として紙面に伝統芸能についてのコラムを多数執筆。
産経新聞に限らず、様々な古典芸能(歌舞伎・文楽等)の研究会参加や観劇初心者向け講座のMC・講師、また歌舞伎専門誌『演劇界』(演劇出版社、2022年休刊)での劇評掲載など幅広く活動している[6][7][8][9][10]。
芸術選奨文部科学大臣賞・新人賞(舞踊部門・演劇部門)の選考委員[11]及び京都市芸術文化特別奨励制度の審査員を務めている[4]。
著作
[編集]- 『文楽ざんまい』(2005年6月、淡交社、ISBN 4-47-303249-3)
- 坂田藤十郎(著)、亀岡典子(聞き書き)『夢―平成の藤十郎誕生」(2005年12月、淡交社、ISBN 4-47-303278-7)
- 楓大介(写真)、亀岡典子(執筆)『四代目鴈治郎への軌跡』(2014年12月、マリアパブリケーションズ、ISBN 978-4-40-863001-4)
- 共著
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 坂田藤十郎 著、亀岡典子 編『夢―平成の藤十郎誕生』淡交社、2005年12月1日、奥付頁。
- ^ “亀岡 典子の書籍一覧”. ハイブリッド型総合書店『honto』. 大日本印刷 (n.d.). 2024年3月19日閲覧。
- ^ a b 田中佐和「伝統芸能に魅せられ、伝え続けて40年 産経新聞の亀岡典子記者が講演」『産経新聞』2024年2月21日。2024年2月22日閲覧。
- ^ a b “京都市芸術文化特別奨励制度 令和6年度京都市芸術文化特別奨励者の決定及び認定式の開催について”. 京都市 (2024年2月8日). 2024年3月20日閲覧。
- ^ a b “【オンライン講座】日本を世界に発信する JAPAN Forward 時事講座 文化編〈第6回〉能、文楽、歌舞伎の密接な関係”. 令和アカデミー倶楽部 (2022年3月22日). 2024年2月19日閲覧。
- ^ “公開シンポジウム「近松再発見」”. 神戸女子大学古典芸能研究センター (2008年11月). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “狂言再発見:関西元気文化圏推進フォーラム” (PDF). 関西広域連合・関西元気文化圏推進協議会 (2013年6月). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “【リーガロイヤルホテル(大阪)】文化教室「エコール ド ロイヤル」特別公開講座、女流義太夫 竹本駒之助の至芸「妹背山婦女庭訓 金殿の段」”. PR TIMES:プレスリリース. ロイヤルホテル (2019年6月28日). 2024年3月20日閲覧。 “歌舞伎専門誌「演劇界」への劇評”
- ^ シネマ歌舞伎 [@cinemakabuki]「神戸国際松竹 にて『#吉田屋』の解説付き上映を開催!講師は産経新聞大阪本社文化部編集委員の亀岡典子氏。上方歌舞伎の魅力や『吉田屋』のみどころを上映前に解説」2020年1月14日。X(旧Twitter)より2024年3月20日閲覧。
- ^ “【講座】第9回文楽特別講座を開催しました!”. 国立文楽劇場 (2023年8月). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について”. 文化庁ホームページ. 文化庁 (2024年2月28日). 2024年2月28日閲覧。及び“令和5年度芸術選奨委員一覧” (PDF). 文化庁. 2024年3月19日閲覧。及び“令和2年度(第71回)芸術選奨受賞者一覧” (PDF). 文化庁. 2024年3月19日閲覧。 “P.15 舞踊部門の選考委員”
外部リンク
[編集]- “亀岡 典子の執筆記事”. 産経ニュース. 産経デジタル. 2024年3月19日閲覧。