亀井武
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亀井 武(かめい たけし、1915年 - 2001年)は、写真評論家、写真史家、写真家。
人物
[編集]小西六写真工業(現在のコニカミノルタ)に長らく勤務し、社史(『写真とともに百年』昭和48年(1973年))の編纂などを行った。日本写真協会理事にも就く。
2005年の現時点でもなお、もっとも詳細な日本写真史に関する年表である『日本写真史年表 1778-1975.9』(日本写真協会編・講談社・1976年)の編集(愛宕通英、小沢健志と共同で編集)を行った(なお、この年表の監修者は、金丸重嶺、菊池真一、伊奈信男、渡辺義雄)。
受賞
[編集]- 日本写真協会賞・功労賞(1987年)
主要著書
[編集]- 日本写真史の落穂拾い/亀井武・著/秋山初雄・編集/日本写真協会/1991年
- 日本写真史への証言(上・下)/亀井武・編/東京都写真美術館叢書/淡交社/1997年/
- 第1章 孤高の芸術写真家(福田勝治)
- 第2章 私の半生-写真化学に志して(菊池真一)
- 第3章 日本初のカラー写真発明者(西村龍介)
- 第4章 写真流通業界に尽した一生(菅保男)
- 第5章 田舎出の少年が営業写真界のトップに(堀不佐夫)
- 第6章 父祖三代の写真の道(古川成俊)
- 第7章 日本写真会と福原信三・路草兄弟
- 第8章 カメラとともに五十年(川村兼吉)
- 第9章 旧日本海軍における写真兵器開発の経過(山田幸五郎)
- 第10章 写真界の向上と発展に尽くして(春木栄)
- 第11章 写真流通業界の長老(外丸隆三)
- 第12章 日本最初の映画撮影技師(浅野四郎)
- 第13章 国産カメラを作った職人(山崎四郎造)
- 第14章 もう一人の写真師の開祖(鵜飼玉川)
- 第15章 明治初期の女性写真師たち
- (上は第7章まで、下は第8章から)