九重バス事故
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日付 | 1985年(昭和60年)3月9日 |
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時間 | 17時40分(JST) |
場所 | 日本・大分県玖珠郡九重町大分県道40号飯田高原中村線 |
死者・負傷者 | |
死者3人 | |
負傷者31人 |
九重バス事故(ここのえバスじこ)は、1985年(昭和60年)3月9日に発生したバス事故である。
概要
[編集]1985年(昭和60年)3月9日17時40分頃[1]、大分県玖珠郡九重町の大分県道40号飯田高原中村線上において、長崎県交通局の貸切バスが大型クレーンと衝突した。
現場は八丁原発電所から500メートル、道幅7メートルのヘアピンカーブであり、下り坂を走行していたクレーン車のアームが対向してきたバスの右側面に突き刺さった形となった[2]。貸切バスには、「うたせ湯の筋湯温泉と田楽の里を訪ねて」と題したバスツアーの参加客34人とガイド、添乗員、運転手の37人が乗っており[3]、3名の死者と31名の負傷者を出した[4]。
脚注
[編集]- ^ 『読売新聞』と「県営バスの歴史」による。朝日新聞によれば17時45分頃。
- ^ 「バスにアームぐさり 大分 ツアー客ら35人が死傷」『読売新聞』1985年3月10日付け朝刊、23面。
- ^ 「クレーン車、バスを直撃 観光客34人死傷 大分」『朝日新聞』1985年3月10日付け朝刊、23面。
- ^ 県営バスの歴史 昭和60年代(長崎県交通局開業70周年記念サイトより)