九岡望
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九岡 望 (くおか のぞむ) | |
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ペンネーム | 九岡 望 |
主な受賞歴 | 第18回電撃小説大賞〈大賞〉 |
デビュー作 | 『エスケヱプ・スピヰド』 |
九岡 望(くおか のぞむ、男性、1988年 - )は日本のライトノベル作家・SF作家。熊本県出身、福岡県在住。
経歴・作風
[編集]2011年、九丘望名義で投稿した『エスケヱプ・スピヰド』が第18回電撃大賞小説部門〈大賞〉を受賞し、翌年に改稿した同作で作家デビュー。秋山瑞人のファンであり、それが電撃大賞に応募する切っ掛けのひとつとなった[1]。廃墟マニアであり、本人曰く「好きな廃墟は志免炭鉱跡。」であるという[2]。
作風としては、SF的なマシンを登場させることや、物語の舞台に廃墟を用いることを好むなどの特徴を持つ。
作品リスト
[編集]書籍
[編集]- 『エスケヱプ・スピヰド』(電撃文庫、2012年2月 - 2015年4月、全8巻)
- 『ニアデッドNo.7』(電撃文庫、2017年4月)
- 『言鯨【イサナ】16号』(ハヤカワ文庫JA、2019年1月)
- 『地獄に祈れ。天に堕ちろ。』(電撃文庫、2019年11月)
- 『地獄に祈れ。天に堕ちろ。2 東凶聖餐』(電撃文庫、2020年7月)
- 『プラントピア』(原作:Plantopia partners、電撃文庫、2024年3月)
雑誌掲載作品
[編集]小説
[編集]- 「エスケヱプ・スピヰド / 前夜」(『電撃文庫MAGAZINE』Vol.29(2012年12月発売)、掲載)
- 「エスケヱプ・スピヰド 幕間 / 迷宮電気街奇譚」(『電撃文庫MAGAZINE』Vol.38(2014年6月発売)、掲載)
- 「エスケヱプ・スピヰド 幕間 / 昭和一〇一年の学校の怪談」(『電撃文庫MAGAZINE』Vol.39(2014年8月発売)、掲載)
- 「ニアデッドNo.7 『死者滅ぶべし』」(『電撃文庫MAGAZINE』Vol.55 (2017年4月発売)、掲載)
エッセイ等
[編集]- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第1回 山で迷ってナニを見た」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.51 (2016年8月発売)、寄稿)
- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第2回 ネコの国に近づいた」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.52 (2016年10月発売)、寄稿)
- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第3回 ここらで一つ燃料入れた」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.53 (2016年12月発売)、寄稿)
- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第4回 冬こそ熱い風呂だった」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.54 (2017年2月発売)、寄稿)
- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第5回 ラブホに入って一人で寝た」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.55 (2017年4月発売)、寄稿)
- 「『BLAME! THE ANTHOLOGY』執筆者コメント「はぐれ者のブルー」」(『S-Fマガジン』2017年6月号(2017年4月発売)寄稿)
- 「九岡望の バイクで旅して考えた 第6回 バカとバイクは高いところが好きだった」(電撃徒然草『電撃文庫MAGAZINE』Vol.56 (2017年6月発売)、寄稿)
- 「2018年のわたし」 : 『SFが読みたい! 2018年版』(S‐Fマガジン編集部/編、早川書房、2018年2月9日)掲載
- 「2020年のわたし」 : 『SFが読みたい! 2020年版』(S‐Fマガジン編集部/編、早川書房、2020年2月10日)掲載
アンソロジー収録作品
[編集]- 「敵は時雨沢」 - 『七人の時雨沢恵一』(電撃文庫MAGAZINE文庫[3]、2015年4月) 所収
- 「はぐれ者のブルー」- 『BLAME! THE ANTHOLOGY』(原作:弐瓶勉、ハヤカワ文庫JA、2017年5月)所収
脚注
[編集]- ^ 電撃大賞出身作家インタビュー 第12回
- ^ 『電撃文庫MAGAZINE』VOL.23(2012年1月号)、62ページ
- ^ 『電撃文庫MAGAZINE』VOL.43 (2015年5月号) 付録
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 九岡望 (@kuokanozomu) - X(旧Twitter)
- 電撃大賞出身作家インタビュー 第12回