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九十九島号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
九十九島号(西日本鉄道)

九十九島号(くじゅうくしまごう)は、西日本鉄道西肥自動車が運行していた、福岡県北九州市砂津バスセンター長崎県佐世保市佐世保バスセンターを結ぶ高速バスである。

利用客減少や燃料費高騰による経費増により、路線維持が困難な状況に至り、2008年5月19日に路線廃止となった。[1]

当項目では廃止時点の概要を記す。

沿革

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  • 1991年7月20日 - 運行開始。
  • 2004年11月1日 - 停車地に高速千代ニュータウン、高速基山、高速神埼を追加。
  • 2006年4月1日 - 佐世保行きの停車地を鞍手パーキングエリアから直方パーキングエリアに変更。北九州行きと同一化。
  • 2008年5月19日 - 路線廃止。

停車箇所

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福岡県
佐賀県
長崎県

※福岡県・長崎県の同一県内(砂津~宇美間及び波佐見有田IC~佐世保バスセンター間)のみの利用は不可。佐賀県内の2停車地は両方向とも乗降可能。

所要時間・運賃

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  • 砂津~佐世保バスセンター - 2時間35分、3,200円
  • 全席予約指定制なので、乗車前に乗車券を買わなければならない。
  • SUNQパス発売当初より利用可能であった。

車内設備

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その他

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  • JR九州博多駅佐世保駅間で運行している特急「みどり」の愛称を、このバスの名前と同じ「九十九島」に改称しようという運動が、2001年に佐世保市民の間で起こった。市民による署名もJR九州に提出されたが、改称はしていないけど、現在は「九十九島みどり」愛称での臨時特急として運行している。

出典

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  1. ^ 西鉄公式ウェブサイト 高速バス「北九州~佐世保線」 路線廃止について(2008年4月8日発表)