乗願寺 (青梅市)
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乗願寺 | |
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所在地 | 東京都青梅市勝沼3丁目114 |
位置 | 北緯35度47分28.1秒 東経139度16分1.8秒 / 北緯35.791139度 東経139.267167度座標: 北緯35度47分28.1秒 東経139度16分1.8秒 / 北緯35.791139度 東経139.267167度 |
山号 | 勝沼山[1] |
宗旨 | 時宗 |
宗派 | 時宗当麻派 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
開山 | 他阿真教[1] |
開基 | 三田長綱[注釈 1] |
文化財 | 木造阿弥陀如来立像、三田氏軍旗および兜前立 |
法人番号 | 7013105000923 |
概略と沿革
[編集]正安2年(1300年)、当麻無量光寺にいた遊行2代他阿真教が勝沼城主三田長綱に招請されて開山したと伝える。但し箕田定恵も開山としているため混乱している。戦国時代末期に檀越の三田氏が後北条氏に敗れ、さらに小田原征伐に巻き込まれて寺は焼失した。慶長年間(1596年~1615年)に24世覚阿性海により再建された。慶安2年(1649年)朱印地3石を賜った[2]。当寺44世住職飯田覚誠は本寺の無量光寺60世他阿上人になっている[3]。
文化財
[編集]- 青梅市指定有形文化財
- 三田氏軍旗および兜前立 - 1964年(昭和39年)11月3日指定[4]。兜の飾りである前立は十本骨開き扇で、軍旗は上部に前立と同じ扇の図を描き、下部三つ巴紋をあしらう。2点とも三田綱秀所用と伝わる[5]。
- 木造阿弥陀如来立像 - 2005年(平成17年)4月1日指定[4]。本尊。鎌倉幕府8代将軍久明親王から三田長綱が賜ったものだという[2]。
- 青梅市指定史跡
- 乗願寺 - 1953年(昭和28年)11月3日指定[4]。
- その他