乗富一雄
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のりとみ かずお 乗富一雄 | |
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生誕 |
1923年11月22日 日本 福岡県 |
死没 |
2011年6月27日(87歳没) 日本 秋田県 |
職業 | 地震学者 |
著名な実績 | 勲三等旭日中綬章 |
乗富 一雄(のりとみ かずお、1923年(大正12年)11月22日 - 2011年(平成23年)6月27日)は、日本の地震学の研究者・教育者。元日本地震学会・物理探査学会会長、九州大学・秋田大学・東北大学・東京大学地震研究所・工業技術院地質調査所(現・産業技術総合研究所)教授等を歴任。
生涯
[編集]1923年(大正12年)11月22日、福岡県に生まれ。福岡縣中學傳習館(現・福岡県立伝習館高等学校)を経て、興亜工業大学(現・千葉工業大学)に進学し、その後、東北大学で地球物理学について学ぶ。1949年(昭和24年)には同大助手となり、1956年(昭和31年)には秋田大学鉱山学部助教授に任官。1968年(昭和43年)の十勝沖地震や1983年(昭和58年)の日本海中部地震の時には地震調査を主導した。1985年(昭和60年)には、秋田大学から九州大学教授へ就任。1987年(昭和62年)に九州大学退職後は北九州職業能力開発短期大学校の校長を務め、1994年(平成6年)に引退した。引退後は秋田で暮らし、2011年(平成23年)に満87歳で死去した。