久婦須川
表示
久婦須川 | |
---|---|
水系 | 一級水系 神通川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 17.73 km |
水源 | 白木峰 |
水源の標高 | 〜1596 m |
河口・合流先 | 井田川(富山県富山市) |
流域 | 富山県・岐阜県 |
久婦須川(くぶすがわ)は、富山県と岐阜県を流れる一級河川。岐阜県内では万波川(まんなみがわ)と名を変える。源流は白木峰の南側稜線にある。
地理
[編集]流域の過半が山地であり、流域人口は比較的少ない。八尾町桐谷の集落では、地面に湖水層が発見されており、かつては流域にいくつかの湖を形成していたと考えられている。また、その地層では古生代の化石が多く産出する[1]。
久婦須川の源流部にあたる万波高原(標高約1100m)では、定住者はいないが、大根などの畑栽培がなされている。
中流部の八尾町桐谷では「ガット出の水」という湧水があり、平野部からも多くの人が水を汲みに訪れる[2]。
最下流では、複数の河岸段丘を形成し、農地として利用されている。
自然
[編集]標高500m地帯の河原に富山県唯一のドロノキやオオバヤナギの群落がある(かつては庄川沿いにも群落があり、今はダムに沈んだ)単一樹木の被植率は70%[3]
主な支流
[編集]ダム
[編集]流域の観光地
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 富山大百科事典(北日本新聞)