久保賢司
基本情報 | |
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本名 | 久保 賢司 |
通称 | 狂気の貴公子 |
階級 |
フライ級 →バンタム級 →スーパーバンタム級 |
身長 | 168cm |
体重 | 55kg |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1989年4月4日(35歳) |
出身地 | 東京都立川市 |
スタイル | キックボクシング |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 31 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 14 |
敗け | 8 |
久保 賢司(くぼ けんじ、1989年4月4日 - )は、日本の男性プロキックボクサー。元プロボクサー。東京都立川市出身。K-1ジム五反田チームキングス所属。プロボクサー時代は角海老宝石ボクシングジム所属だった。元RISEバンタム級王者。元NJKFフライ級王者。KENJI(けんじ)のリングネームで活動していたこともある。
2023年11月に違法風俗店経営、風営法違反で逮捕、略式起訴され罰金刑を受けていたことが報道された。
兄は総合格闘家の久保優太。
来歴
[編集]キックボクシング時代
[編集]2006年9月17日、トライアルリーグでプロデビュー。
2007年7月13日、タイ国のバングラボクシングスタジアムで行われた「WORLD MUAYTHAI FEDERATION CHAMPIONSHIP」のWPMO世界フライ級王座決定戦で、ナックビン・パートンジム(タイ)を、肘打ちから左フックへのコンビネーションで2RKO勝ちし、王座獲得に成功した。同興行では、兄・優太もまた5RKO勝ちで、WPMO世界スーパーフェザー級王座を獲得した。
2007年9月2日、東京・後楽園ホールで行われたNJKFフライ級王者決定戦で、イー・ヒード(韓国/大韓ムエタイ連盟フライ級王者)を右ローキックで2ダウンを奪い、タオル投入によるTKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。
2007年11月21日、カンボジア・プノンペンで現地フライ級王者と対戦し、判定勝ち。連続KO勝ちは7で途切れた。
2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!の「K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント」1回戦で雄大と対戦し0-3の判定負け。初めての敗北となった。
2009年、兄・優太と共に、立川キックボクシングアカデミーからアンリミテッドジムに移籍。
2009年9月28日、1年4か月ぶりの試合となった「Survivor Round.1」のセミファイナルで出貝泰佑と対戦し、2-1の判定勝ち。この試合よりリングネームをKENJIに変更した。
2009年12月9日、Survivor 〜Round.2〜で瀧谷渉太と対戦し、0-2の判定負けを喫した。
2010年3月13日、Krush×Survivorで寺戸伸近と対戦し、1RKO負けを喫した。
2010年12月12日、Krush初代王座決定トーナメント~Round.1~のKrush -55kg初代王座決定トーナメント1回戦で田中一輝と対戦し、2RKO勝ちを収めた。
2011年4月30日、Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~のKrush -55初代王座決定トーナメント準決勝で瀧谷渉太と対戦し、0-3の判定負けを喫した。
2011年11月23日、 RISE 85でDykiとRISEバンタム級(-55kg)王者決定戦で対戦し、1RKO勝ちで王座獲得に成功した。
2012年6月2日、RISE 88でフランク・グロスと対戦し、3RTKO勝ち。
プロボクシング転向
[編集]2012年9月4日、角海老宝石ボクシングジムにてプロボクシング転向を表明[1]。9月18日にプロテストを受験しB級プロテストに合格[2]。
2012年11月9日の後楽園ホールにて記念すべき第一戦目にWBAバンタム級ランカーで同年4月に亀田興毅が持つ同王座に挑戦したノルディ・マナカネ(インドネシア)とのデビュー戦を戦い、3-0(60-58、59-55、60-54)の判定勝ちを収めた[3]。
2013年1月29日、後楽園ホールにてWBC世界バンタム級20位で昨年11月にポンサクレック・ウォンジョンカムをTKOで下し勢いに乗っているレイ・ミグレノ(フィリピン)と対戦し、3回2分TKO負けで初黒星を喫した[4]。
2013年5月28日、復帰戦の相手として現インドネシアスーパーフライ級王者ガリー・スサントと対戦し、3-0の判定勝ちで復帰戦を白星で飾った[5]。
2013年7月25日、後楽園ホールにて藤原陽介(ドリーム)と対戦し、1-2(76-75、75-76、75-76)の判定負けを喫した[6]。
2013年11月25日、後楽園ホールにて望月太朗(新日本カスガ)と対戦し、3R TKOで初のKO勝利を収めた。
2014年1月11日、後楽園ホールにて佐藤鋼太(協栄)と対戦し、8Rドローの結果となった。
2014年4月30日、後楽園ホールにて細貝淳(ワールド日立)と対戦し、7R TKOで勝利を収めた。
2015年8月21日、後楽園ホールでの高橋竜平(横浜光ジム)戦を最後に、プロボクシング引退。
キックボクサーとして現役復帰
[編集]2017年1月29日、同年4月22日に開催されるK-1代々木大会で、復帰することが発表された。[7]
2017年4月22日、K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメントに出場、1回戦でソン・ダーチェンに判定勝ち。準決勝で7年前に黒星をつけられている寺戸伸近と対戦し、打ち合いを繰り広げた末に右ストレートで2RKO勝ち。決勝で武居由樹に完封され、フルマークの判定負けを喫した。
2018年3月21日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~にてK-1 WORLD GP スーパー・バンタム級王者の武居由樹に挑戦するも、1ラウンドに2度ダウンを奪われてKO負けを喫し、王座の獲得に失敗した。
戦績
[編集]プロボクシング 戦績 | ||||||
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10 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
5 勝 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | |
4 敗 | 2 | 0 | 0 |
- プロボクシング: 10戦 5勝 (2KO) 4敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2012年11月9日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ノルディ・マナカネ | インドネシア | プロデビュー戦 |
2 | 2013年1月29日 | ★ | 3R 2:00 | TKO | レイ・ミグレノ | フィリピン | |
3 | 2013年5月28日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ガリー・スサント | インドネシア | |
4 | 2013年7月25日 | ★ | 8R | 判定1-2 | 藤原陽介 | 日本 | |
5 | 2013年11月25日 | ☆ | 3R 1:27 | TKO | 望月太朗 | 日本 | |
6 | 2014年1月11日 | △ | 8R | 判定1-1 | 佐藤鋼太 | 日本 | |
7 | 2014年4月30日 | ☆ | 7R 1:36 | TKO | 細貝淳 | 日本 | |
8 | 2014年9月10日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 佐藤鋼太 | 日本 | |
9 | 2014年11月25日 | ★ | 8R 2:40 | TKO | 田村 亮一 | 日本 | |
10 | 2015年8月22日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 高橋竜平 | 日本 | |
テンプレート |
- アマチュアキックボクシング: 3戦 3勝 2KO
キックボクシング 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
31 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
23 勝 | 14 | 9 | 0 | 0 | 0 | |
8 敗 | 2 | 6 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 武居由樹 | 1R 1:27 KO(右フック) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~ 【K-1 WORLD GP スーパー・バンタム級タイトルマッチ】 |
2018年3月21日 |
× | 寺戸伸近 | 3R+延長1R終了 判定0-3 | Krush.82 【Krush -55kgタイトルマッチ】 |
2017年11月5日 |
× | 武居由樹 | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 決勝戦】 |
2017年4月22日 |
○ | 寺戸伸近 | 2R 3:06 KO(右ストレート) | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 準決勝】 |
2017年4月22日 |
○ | ソン・ダーチェン | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 1回戦】 |
2017年4月22日 |
○ | フランク・グロス | 3R 0:29 TKO(左ボディフック) | RISE 88 | 2012年6月2日 |
○ | 山上幹臣 | 3R終了 判定3-0 | RISE 87 | 2012年3月24日 |
○ | パジョンスック・ポー・プラムック | 3R終了 判定3-0 | RISE 86 | 2012年1月29日 |
○ | Dyki | 1R 1:35 KO | RISE 85 【第3代RISEバンタム級王者決定戦】 |
2011年11月23日 |
○ | 戸邊隆馬 | 3R終了 判定2-0 | RISE 83 【第3代RISEバンタム級王者決定戦 準決勝】 |
2011年9月23日 |
○ | 松本圭一太 | 2R 2:49 KO(左ハイキック) | ビッグバン・統一への道 其の六 | 2011年8月21日 |
○ | シン・ジューホ | 1R 2:26 KO(パンチ連打) | Survivor~Round.7~ | 2011年5月27日 |
× | 瀧谷渉太 | 3R+延長1R終了 判定0-3 | Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~ 【Krush-55kg 初代王座決定トーナメント 準決勝】 |
2011年4月30日 |
○ | 田中一輝 | 2R 0:55 KO(左フック) | Krush初代王座決定トーナメント~Round.1~ 【Krush-55kg 初代王座決定トーナメント 1回戦】 |
2010年12月12日 |
○ | 水原浩章 | 3R終了 判定2-0 | Survivor 〜Round.5〜 | 2010年10月8日 |
○ | 木村健太郎 | 3R終了 判定3-0 | Survivor 〜Round.4〜 | 2010年7月18日 |
○ | 杉山明隆 | 1R 2:34 KO(右ストレート) | Krush.7 | 2010年5月27日 |
× | 寺戸伸近 | 1R 2:26 KO(パンチ連打) | Krush×Survivor | 2010年3月13日 |
○ | 吉田晋 | 1R 1:40 KO(右ストレート) | Survivor 〜Round.3 立川隆史・引退記念興行〜 | 2010年1月25日 |
× | 瀧谷渉太 | 3R終了 判定0-2 | Survivor 〜Round.2〜 | 2009年12月9日 |
○ | 出貝泰佑 | 3R終了 判定2-1 | Survivor Round.1 | 2009年9月28日 |
× | 不明 | 5R終了 判定 | ラジャダムナン・スタジアム | 2008年5月14日 |
× | 雄大 | 3R終了 判定0-3 | K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!! 【K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント 1回戦】 |
2007年12月31日 |
○ | カンボジア・フライ級王者 | 判定 | カンボジア | 2007年11月21日 |
○ | イー・ヒード | 1R 2:38 TKO(タオル投入) | ニュージャパンキックボクシング連盟 「FIGHTING EVOLUTION X 〜進化する戦い 10th〜 THE NEXT GENERATION, WHO GET THE CHAMP!?」 【NJKFフライ級王者決定戦】 |
2007年9月2日 |
○ | ナックビン・パートンジム | 2R KO(右肘打ち) | WORLD MUAYTHAI FEDERATION CHAMPIONSHIP 【WPMO世界フライ級王者決定戦】 |
2007年7月13日 |
○ | 中西祐介 | 3R 2:49 TKO(カット) | ニュージャパンキックボクシング連盟 「FIGHTING EVOLUTION VI 〜進化する戦い〜」 |
2007年5月13日 |
○ | 大輔 | 2R 3:02 KO(右ローキック) | ニュージャパンキックボクシング連盟 「FIGHTING EVOLUTION III 〜進化する戦い〜」 |
2007年3月18日 |
○ | サッミングノム・SKVジム | 2R 2:11 KO | ニュージャパンキックボクシング連盟 「FIGHTING EVOLUTION II 〜進化する戦い〜 MUAYTHAI OPEN」 |
2007年1月28日 |
○ | 大槻直輝 | 3R 2:58 TKO(カット) | ニュージャパンキックボクシング連盟 「キックボクシング 真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE X 〜前進〜)」 |
2006年11月23日 |
○ | ローズ達也 | 2R 2:43 KO(3ノックダウン:膝蹴り) | TRIAL LEAGUE.7 | 2006年9月17日 |
獲得タイトル
[編集]受賞歴
[編集]- 2007年度NJKF最優秀新人賞
脚注
[編集]- ^ “キック世界王者の久保、ボクシング転向”. 日刊スポーツ. (2012年9月4日)
- ^ “キックから転向の久保がプロテスト合格”. 日刊スポーツ. (2012年9月20日)
- ^ “キック元王者デビュー戦白星/ボクシング”. 日刊スポーツ. (2012年11月10日)
- ^ “久保TKO負け「申し訳ない」/ボクシング”. 日刊スポーツ. (2013年1月29日)
- ^ “【BOX】元キック世界王者・久保が判定勝ち「楽しかった」”. スポーツ報知. (2013年5月29日)
- ^ “【ボクシング】元キックボクサー久保、ダウン奪うも判定負け”. livedoor スポーツ. (2013年7月25日)
- ^ “「K-1 WORLD GP」4・22(土)代々木 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの組み合わせ決定!久保賢司が電撃復帰”. K-1 WORLD GP Official Website. (2017年1月19日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 久保賢司-公式ブログ
- 久保賢司 (@kenji0404) - X(旧Twitter)
- 久保賢司 (@kenji_kubo0404) - Instagram
- eFight 選手データ
- K-1 選手データ
- 久保賢司の戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 TOMONORI |
第8代NJKFフライ級王者 2007年9月2日 - 2008年10月 |
空位 次タイトル獲得者 N/A |
空位 前タイトル保持者 寺戸伸近 |
第3代RISEバンタム級王者 2011年11月23日 - 2012年9月 |
空位 次タイトル獲得者 Dyki |