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久保賢司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久保 賢司
基本情報
本名 久保 賢司
通称 狂気の貴公子
階級 フライ級
バンタム級
スーパーバンタム級
身長 168cm
体重 55kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1989-04-04) 1989年4月4日(35歳)
出身地 東京都立川市
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 31
勝ち 23
KO勝ち 14
敗け 8
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久保 賢司(くぼ けんじ、1989年4月4日 - )は、日本男性プロキックボクサー。元プロボクサー東京都立川市出身。K-1ジム五反田チームキングス所属。プロボクサー時代は角海老宝石ボクシングジム所属だった。元RISEバンタム級王者。元NJKFフライ級王者。KENJI(けんじ)のリングネームで活動していたこともある。

2023年11月に違法風俗店経営、風営法違反で逮捕、略式起訴され罰金刑を受けていたことが報道された。

兄は総合格闘家の久保優太

来歴

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キックボクシング時代

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2006年9月17日、トライアルリーグでプロデビュー。

2007年7月13日、タイ国のバングラボクシングスタジアムで行われた「WORLD MUAYTHAI FEDERATION CHAMPIONSHIP」のWPMO世界フライ級王座決定戦で、ナックビン・パートンジム(タイ)を、肘打ちから左フックへのコンビネーションで2RKO勝ちし、王座獲得に成功した。同興行では、兄・優太もまた5RKO勝ちで、WPMO世界スーパーフェザー級王座を獲得した。

2007年9月2日、東京・後楽園ホールで行われたNJKFフライ級王者決定戦で、イー・ヒード(韓国/大韓ムエタイ連盟フライ級王者)を右ローキックで2ダウンを奪い、タオル投入によるTKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2007年11月21日、カンボジアプノンペンで現地フライ級王者と対戦し、判定勝ち。連続KO勝ちは7で途切れた。

2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!の「K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント」1回戦で雄大と対戦し0-3の判定負け。初めての敗北となった。

2009年、兄・優太と共に、立川キックボクシングアカデミーからアンリミテッドジムに移籍。

2009年9月28日、1年4か月ぶりの試合となった「Survivor Round.1」のセミファイナルで出貝泰佑と対戦し、2-1の判定勝ち。この試合よりリングネームをKENJIに変更した。

2009年12月9日、Survivor 〜Round.2〜で瀧谷渉太と対戦し、0-2の判定負けを喫した。

2010年3月13日、Krush×Survivorで寺戸伸近と対戦し、1RKO負けを喫した。

2010年12月12日、Krush初代王座決定トーナメント~Round.1~のKrush -55kg初代王座決定トーナメント1回戦で田中一輝と対戦し、2RKO勝ちを収めた。

2011年4月30日、Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~のKrush -55初代王座決定トーナメント準決勝で瀧谷渉太と対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2011年11月23日、 RISE 85でDykiとRISEバンタム級(-55kg)王者決定戦で対戦し、1RKO勝ちで王座獲得に成功した。

2012年6月2日、RISE 88でフランク・グロスと対戦し、3RTKO勝ち。

プロボクシング転向

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2012年9月4日、角海老宝石ボクシングジムにてプロボクシング転向を表明[1]。9月18日にプロテストを受験しB級プロテストに合格[2]

2012年11月9日の後楽園ホールにて記念すべき第一戦目にWBAバンタム級ランカーで同年4月に亀田興毅が持つ同王座に挑戦したノルディ・マナカネインドネシア)とのデビュー戦を戦い、3-0(60-58、59-55、60-54)の判定勝ちを収めた[3]

2013年1月29日、後楽園ホールにてWBC世界バンタム級20位で昨年11月にポンサクレック・ウォンジョンカムをTKOで下し勢いに乗っているレイ・ミグレノ(フィリピン)と対戦し、3回2分TKO負けで初黒星を喫した[4]

2013年5月28日、復帰戦の相手として現インドネシアスーパーフライ級王者ガリー・スサントと対戦し、3-0の判定勝ちで復帰戦を白星で飾った[5]

2013年7月25日、後楽園ホールにて藤原陽介(ドリーム)と対戦し、1-2(76-75、75-76、75-76)の判定負けを喫した[6]

2013年11月25日、後楽園ホールにて望月太朗(新日本カスガ)と対戦し、3R TKOで初のKO勝利を収めた。

2014年1月11日、後楽園ホールにて佐藤鋼太(協栄)と対戦し、8Rドローの結果となった。

2014年4月30日、後楽園ホールにて細貝淳(ワールド日立)と対戦し、7R TKOで勝利を収めた。

2015年8月21日、後楽園ホールでの高橋竜平横浜光ジム)戦を最後に、プロボクシング引退。

キックボクサーとして現役復帰

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2017年1月29日、同年4月22日に開催されるK-1代々木大会で、復帰することが発表された。[7]

2017年4月22日、K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメントに出場、1回戦でソン・ダーチェンに判定勝ち。準決勝で7年前に黒星をつけられている寺戸伸近と対戦し、打ち合いを繰り広げた末に右ストレートで2RKO勝ち。決勝で武居由樹に完封され、フルマークの判定負けを喫した。

2018年3月21日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~にてK-1 WORLD GP スーパー・バンタム級王者の武居由樹に挑戦するも、1ラウンドに2度ダウンを奪われてKO負けを喫し、王座の獲得に失敗した。

戦績

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プロボクシング 戦績
10 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
5 2 2 0 1 0
4 2 0 0
  • プロボクシング: 10戦 5勝 (2KO) 4敗 1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2012年11月9日 6R 判定3-0 ノルディ・マナカネ インドネシアの旗 インドネシア プロデビュー戦
2 2013年1月29日 3R 2:00 TKO レイ・ミグレノ フィリピンの旗 フィリピン
3 2013年5月28日 6R 判定3-0 ガリー・スサント インドネシアの旗 インドネシア
4 2013年7月25日 8R 判定1-2 藤原陽介 日本の旗 日本
5 2013年11月25日 3R 1:27 TKO 望月太朗 日本の旗 日本
6 2014年1月11日 8R 判定1-1 佐藤鋼太 日本の旗 日本
7 2014年4月30日 7R 1:36 TKO 細貝淳 日本の旗 日本
8 2014年9月10日 8R 判定3-0 佐藤鋼太 日本の旗 日本
9 2014年11月25日 8R 2:40 TKO 田村 亮一 日本の旗 日本
10 2015年8月22日 8R 判定0-3 高橋竜平 日本の旗 日本
テンプレート
  • アマチュアキックボクシング: 3戦 3勝 2KO
キックボクシング 戦績
31 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
23 14 9 0 0 0
8 2 6 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 武居由樹 1R 1:27 KO(右フック) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
【K-1 WORLD GP スーパー・バンタム級タイトルマッチ】
2018年3月21日
× 寺戸伸近 3R+延長1R終了 判定0-3 Krush.82
【Krush -55kgタイトルマッチ】
2017年11月5日
× 武居由樹 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 決勝戦】
2017年4月22日
寺戸伸近 2R 3:06 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 準決勝】
2017年4月22日
ソン・ダーチェン 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント 1回戦】
2017年4月22日
フランク・グロス 3R 0:29 TKO(左ボディフック) RISE 88 2012年6月2日
山上幹臣 3R終了 判定3-0 RISE 87 2012年3月24日
パジョンスック・ポー・プラムック 3R終了 判定3-0 RISE 86 2012年1月29日
Dyki 1R 1:35 KO RISE 85
【第3代RISEバンタム級王者決定戦】
2011年11月23日
戸邊隆馬 3R終了 判定2-0 RISE 83
【第3代RISEバンタム級王者決定戦 準決勝】
2011年9月23日
松本圭一太 2R 2:49 KO(左ハイキック) ビッグバン・統一への道 其の六 2011年8月21日
シン・ジューホ 1R 2:26 KO(パンチ連打) Survivor~Round.7~ 2011年5月27日
× 瀧谷渉太 3R+延長1R終了 判定0-3 Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~
【Krush-55kg 初代王座決定トーナメント 準決勝】
2011年4月30日
田中一輝 2R 0:55 KO(左フック) Krush初代王座決定トーナメント~Round.1~
【Krush-55kg 初代王座決定トーナメント 1回戦】
2010年12月12日
水原浩章 3R終了 判定2-0 Survivor 〜Round.5〜 2010年10月8日
木村健太郎 3R終了 判定3-0 Survivor 〜Round.4〜 2010年7月18日
杉山明隆 1R 2:34 KO(右ストレート) Krush.7 2010年5月27日
× 寺戸伸近 1R 2:26 KO(パンチ連打) Krush×Survivor 2010年3月13日
吉田晋 1R 1:40 KO(右ストレート) Survivor 〜Round.3 立川隆史・引退記念興行〜 2010年1月25日
× 瀧谷渉太 3R終了 判定0-2 Survivor 〜Round.2〜 2009年12月9日
出貝泰佑 3R終了 判定2-1 Survivor Round.1 2009年9月28日
× 不明 5R終了 判定 ラジャダムナン・スタジアム 2008年5月14日
× 雄大 3R終了 判定0-3 K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!
【K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント 1回戦】
2007年12月31日
カンボジア・フライ級王者 判定 カンボジア 2007年11月21日
イー・ヒード 1R 2:38 TKO(タオル投入) ニュージャパンキックボクシング連盟
「FIGHTING EVOLUTION X 〜進化する戦い 10th〜 THE NEXT GENERATION, WHO GET THE CHAMP!?」
【NJKFフライ級王者決定戦】
2007年9月2日
ナックビン・パートンジム 2R KO(右肘打ち) WORLD MUAYTHAI FEDERATION CHAMPIONSHIP
【WPMO世界フライ級王者決定戦】
2007年7月13日
中西祐介 3R 2:49 TKO(カット) ニュージャパンキックボクシング連盟
「FIGHTING EVOLUTION VI 〜進化する戦い〜」
2007年5月13日
大輔 2R 3:02 KO(右ローキック) ニュージャパンキックボクシング連盟
「FIGHTING EVOLUTION III 〜進化する戦い〜」
2007年3月18日
サッミングノム・SKVジム 2R 2:11 KO ニュージャパンキックボクシング連盟
「FIGHTING EVOLUTION II 〜進化する戦い〜 MUAYTHAI OPEN」
2007年1月28日
大槻直輝 3R 2:58 TKO(カット) ニュージャパンキックボクシング連盟
「キックボクシング 真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE X 〜前進〜)」
2006年11月23日
ローズ達也 2R 2:43 KO(3ノックダウン:膝蹴り) TRIAL LEAGUE.7 2006年9月17日

獲得タイトル

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受賞歴

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  • 2007年度NJKF最優秀新人賞

脚注

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関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
TOMONORI
第8代NJKFフライ級王者

2007年9月2日 - 2008年10月

空位
次タイトル獲得者
N/A
空位
前タイトル保持者
寺戸伸近
第3代RISEバンタム級王者

2011年11月23日 - 2012年9月

空位
次タイトル獲得者
Dyki