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久下裕利

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久下裕利(くげ ひろとし、1949年5月- )は、日本国文学者昭和女子大学教授を歴任。本名・晴康。1990年より裕利を名のる。東京都生まれ。

略歴

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東京都立豊多摩高等学校卒、早稲田大学大学院博士後期課程満期退学昭和女子大学短期大学部文化創造学科教授、人間文化学部日本語日本文学科教授を経て、2017年3月をもって定年退職。

著書 

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(特記なき時は裕利名義)

  • 『平安後期物語の研究 狭衣・浜松』久下晴康 1984 新典社研究叢書
  • 『変容する物語 物語文学史への一視角』1990 新典社選書
  • 狭衣物語の人物と方法』1992 新典社研究叢書
  • 源氏物語絵巻を読む 物語絵の視界』笠間書院 1996
  • 『物語の廻廊 『源氏物語』からの挑発』新典社 2000 源氏物語研究叢書
  • 『王朝物語文学の研究』武蔵野書院 2012
  • 『物語絵・歌仙絵を読む』武蔵野書院 2014

共編著 

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  • 『校注狭衣物語』久下晴康、堀口悟編 1986 新典社校注叢書
  • 浜松中納言物語』久下晴康編 桜楓社 1988
  • 『新注源氏物語抄』久下晴康、元吉進新典社 1989
  • 『論集 源氏物語とその前後1』王朝物語研究会編 新典社 1990
  • 『論叢源氏物語1-本文の様相-』王朝物語研究会編 新典社 1999
  • 『研究講座 竹取物語の視界』王朝物語研究会編 新典社 2000
  • 『源氏物語絵巻とその周辺』新典社 2001
  • 『狭衣物語の新研究 頼通の時代を考える』編著 新典社 2003
  • 更級日記の新研究 孝標女の世界を考える』和田律子共編 新典社 2004
  • 『源氏物語の新研究 内なる歴史性を考える』坂本共展共編 新典社 2005
  • 『平安文学の新研究 物語絵と古筆切を考える』久保木秀夫共編 新典社 2006
  • 栄花物語の新研究 歴史と物語を考える』山中裕共編 新典社 2007
  • 『源氏物語の新研究 本文と表現を考える』横井孝共編 新典社 2008
  • 『平安後期物語の新研究 寝覚と浜松を考える』横井孝共編 新典社 2009
  • 『王朝女流日記を考える 追憶の風景』福家俊幸共編 武蔵野書院 2011 考えるシリーズ
  • 『物語絵・歌仙絵を考える 変容の軌跡』武蔵野書院 2011 考えるシリーズ
  • 『源氏以後の物語を考える 継承の構図』武蔵野書院 2012 考えるシリーズ

脚注

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参考文献

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