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丹比郎女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

丹比 郎女(たじひ の いらつめ、生年不詳 - 天応元年(781年[1]?)は、奈良時代の女性。大伴旅人の妻で、大伴家持の母。

家持の妹留女之女郎が丹比(多治比)家に居住していたと見られる[2]ことから、家持の生母と推定されている。大伴旅人と大宰府で親交のあった多治比縣守の娘と考える説がある[3]

脚注

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  1. ^ 『続日本紀』天応元年8月8日条に大伴家持が母の服喪が明けて本官に復した旨の記載がある。
  2. ^ 『万葉集』巻19-4173,4184,4198など
  3. ^ 川上富吉「「贈京丹比家歌」二首考--家持の係累をめぐって」『大妻国文』1971-03。