丸物会館
丸物会館 Marubutsu Kaikan | |
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情報 | |
通称 |
丸物東宝 豊橋西武東宝 |
正式名称 | 丸物会館 |
完成 | 1950年 |
開館 | 1950年 |
閉館 | 1997年8月 |
収容人員 | 270人 |
設備 | DOLBY STEREO |
用途 | 映画館 |
運営 | 千歳興行 |
所在地 |
〒440 愛知県豊橋市駅前大通1-55 |
位置 |
丸物会館 (閉店時は豊橋西武) | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通1-55 |
開業日 | 1950年 |
閉業日 | 2003年8月10日 |
正式名称 | 丸物会館 |
商業施設面積 | 26,000 m²[1] |
営業時間 | 10:00 - 19:30 |
前身 | 豊橋丸物 |
後身 | ココラフロント |
最寄駅 |
JR・名鉄豊橋駅 豊橋鉄道渥美線新豊橋駅 |
SEIBU |
丸物会館(まるぶつかいかん)は、愛知県豊橋市の豊橋丸物百貨店にあった映画館。1950年に開館し、1997年に閉館した。
歴史
[編集]1931年(昭和6年)、豊橋市初の百貨店として豊橋丸物が開店した。太平洋戦争後の1950年(昭和25年)には区画整理の関係で、国鉄豊橋駅に近い駅前大通に移転し、鉄筋コンクリート3階建の建物を新築。これを機に、3階に大映映画上映館として丸物会館が開設された[2]。映画館の運営は千歳劇場と同じく千歳興行[3]。
当初は大映作品や洋画を上映していたが、1952年(昭和27年)には大映に特化した封切館となった[3]。1957年(昭和32年)には改装。1964年(昭和39年)12月には4階に移転して、豊橋東宝映画劇場と上映作品を入れ替えて丸物東宝に[4]。4階時代は396人収容[3]。1969年(昭和44年)11月14日[5]には4階から6階に移転。この時のリニューアルオープン番組として『水戸黄門漫遊記』(監督千葉泰樹)と『赤毛』(監督岡本喜八)が上映されており、そのうち『水戸 - 』に出演した宝田明が舞台挨拶で来館している[5]。1972年(昭和47年)には豊橋東宝に改称[2]。
1973年(昭和48年)には丸物本体との見解の相違から、豊橋丸物は西武百貨店と提携して同年11月23日に豊橋西武となった[1]。これにともなって、豊橋東宝は豊橋西武東宝(270席)に改称している[3]。豊橋西武東宝は1997年(平成9年)8月に閉館となり[3]、さらに2003年(平成15年)8月10日には豊橋西武自体が百貨店としての営業を終えた[2]。2004年(平成16年)にはサーラグループが豊橋西武跡地を取得し、2008年(平成20年)には複合ビル・ココラフロントが開業している[3]。
脚注・出典
[編集]参考文献
[編集]- 大林淳男・駒木正清(監修)『豊橋市の今昔』樹林舎、2016年
- 豊橋市美術博物館『戦後映画の黄金期 豊橋の映画館』豊橋市美術博物館、2012年
- 豊橋百科事典編集委員会『豊橋百科事典』豊橋市、2006年