丸山克俊
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丸山 克俊(まるやま かつとし、1951年1月4日[1] - 2020年1月14日[2])は、日本の教育学者、東京理科大学理工学部教授。専攻分野は体育教育学および医史学。長野県飯田市出身。
経歴
[編集]- 長野県飯田高等学校普通科出身。1973年、日本体育大学体育学部体育学科を卒業。1978年、日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程満期退学。学位は文学修士(日本大学)。
- 東京理科大学理工学部教授。東京理科大学ソフトボール部総監督・顧問。
- 日本ティーボール協会専務理事、国際ソフトボール教育アカデミー専務理事。
教育・研究活動
[編集]- スポーツ教育・健康教育の実践をいかにして科学するかという課題に取り組んでいる。現在は、近代史上の健康教育の実践を科学する試みという文脈において、日本における健康形成理念及びその制度の形成・確立のプロセスを考究するべく、特に明治期の衛生学・衛生行政の医史学的研究に焦点を当て取り組んでいる。
- 研究分野はスポーツ科学で、ソフトボール指導方法論、幼児体育の理念、ソフトボールの効果的な指導法を研究課題とし論文や著書を多く発表している。
- 日本スポーツ方法学会理事(2007年3月~2010年3月)、日本幼少児健康教育学会理事長(事務局長)(2005年4月~2009年3月31日)、身体運動文化学会理事(1996年11月~2008年3月31日)を務めた。
著書
[編集]- 『攻撃ソフトボール 技術と練習法』(成美堂出版)
- 『わかりやすいソフトボールのルール〔2008年〕』(成美堂出版)
- 『今日から始める簡単ソフトボール 明るく!楽しく!元気に!うるおい生活シリーズ』(三省堂書店)
- 『実践スポーツ教育論 増補版 グラウンドで学ぶ人生の知恵』(学文社)
- 『実践スポーツ教育論 教育としてのスポーツを考える』(学文社)
- 『ソフトボール コーチングforジュニア』(ベースボール・マガジン社)
- 『レクリエーションとしてのソフトボール ソフトボール教育論』(ベースボール・マガジン社)
- 『幼児と保育者の心のかよいあい シリーズこれからの幼児教育 19』(明治図書出版)
- 『ソフトボール ここから始めよう 功撃・守備の基本と戦い方 012スポーツ・シリーズ』(大泉書店)
- 『保健衛生と健康スポーツ科学』(篠原出版新社)鈴木大地、白石安男共著
エピソード
[編集]- 好きな言葉は『熱意と誠意は人心を動かし協力を生む』である。
関連人物
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.859。
- ^ “2月15日(土曜日)丸山 克俊氏”. 福島民友新聞社. (2020-02 -15). オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ。 2020年2月20日閲覧。