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丸一斉藤商店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丸一斉藤から転送)

株式会社まるいちは、 北海道札幌市中央区南1条西3丁目1番地にてファッションビル「丸一ビルヂング ラ・ガレリア」を所有・運営する会社である。かつては「株式会社丸一斎藤商店」として、北海道札幌市中央区南1条西2-15に本社を置き、医薬品一般用医薬品卸売を行う会社であったが、1991年に6社合併にて設立された株式会社バレオ(後の株式会社ほくやく)に卸売業を譲渡した。東邦薬品の「株式会社葦の会」の一社であった。

概要

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  • 代表取締役社長 斉藤友子

概要(創業時)

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  • 代表取締役社長 斉藤国太郎
  • 資本金 200万円

営業所(丸一斉藤商店時代)

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  • 卸営業部・北海道札幌市中央区北2条西12-2
  • 丸一斉藤薬局・北海道札幌市中央区南1条西2(丸一ビル)
  • 函館出張所・北海道函館市宮前町9-4

備考

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  • 「丸一斉藤薬輔」は、「一の秋野」「一の山形」と並ぶ札幌3大薬輔といわれていた。その旭川店は、「モロオ」創業店舗である。
  • 昭和初期の北海道全域で大型店は、「一の山形」「丸一斉藤」「関谷大学堂」「一の秋野」の順であった。

昭和6年北海道卸商共和会(有力卸)

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(札幌)

  • 渡辺政彦、秋山康之進、青柳久平、斉藤弘輔、関谷広吉、山形卯三郎

(小樽)

  • 伊藤恒次郎、渡辺正助、谷黒壮平、三ツ野得二、越智祥介、寿原英太郎

(函館)

  • 大島寅吉、小林乙五郎、草刈勇次、尾形勝雄、橋場芳三、若佐豊、白崎七左衛門、柴田良雄

沿革

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  • 明治26年4月 北海道石狩国札幌区南1条西4丁目に「丸一救生堂」を開業
  • 「丸一救生堂」から「丸一斉藤弘輔」に商号変更
  • 昭和25年7月5日「丸一斉藤商店」設立
  • 昭和55年「丸一斉藤商店」を「丸一斎藤株式会社」に商号変更し、斎藤元護が社長に就任
  • 1991年4月 眞鍋薬品寿原薬粧多田薬品高木薬品帯広眞鍋薬品と自社の卸部門を譲り渡し株式会社バレオを設立
  • のち、本業を、不動産管理と「斎藤薬局」「アートギャラリーさいとう」の運営に特化。隣接していた丸井今井が南1条西3丁目に所有していた土地と交換、1995年に同地にて「丸一ビルヂング ラ・ガレリア」の竣工後は、1階で「さいとう薬局」、5階で「さいとうギャラリー」を運営。後者は「時計台ギャラリー」「大同ギャラリー」などと並ぶ芸術関係の展示会場として用いられている。

主な取引メーカー

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関連企業

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  • 丸一斉藤商店(小売)