中泉文孝
中泉 文孝(なかいずみ ふみたか)は、日本の情報工学者。大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科准教授、工学博士(筑波大学)。日本バーチャルリアリティ学会論文委員会委員[1]。
主な専門は、情報デザイン(VR・AR・アバターなど)、知能情報処理、ヒューマン・インタフェース/マルチモーダル・インタフェースなど[2]。
経歴
[編集]1998年筑波大学第三学群工学システム学類卒業。2003年同大学大学院工学研究科知能機能工学専攻修了、工学博士。同大学ベンチャービジネス・ラボラトリー非常勤研究員、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)メディア情報科学研究所非常勤研究員などを経て、2006年大阪工業大学工学部生体医工学科に着任。2010年同学部ロボット工学科講師。2017年同大学ロボティクス&デザイン工学部ロボット工学科講師を経て、現在は、同学部システムデザイン工学科准教授。
主な所属学会は、日本バーチャルリアリティ学会、電気学会など。
主な研究
[編集]- ARによるナビゲーション環境に関する研究
- 複数距離画像センサを使ったVR共有空間に関する研究
- ロコモーションインタフェースに対応したVR環境構築ソフトウェア「LHX-L」に関する研究[3]
- 第二の肘関節を追加した人型アバターへの身体所有感生起に関する研究[4]
- ロボティクスに関する体幹抑制時の立ち上がり動作の不安定モード解析
情報デザイン学の対外啓蒙活動として、大阪工業大学梅田キャンパスで開催された「ヒューマンインタフェースシンポジウム2017」にて、モーションキャプチャ講習会(〜いまさら聞けないモーションキャプチャ基礎)の講師、「VR Gallery」2018のサポートを行っている[5]。また、茶屋町の住民向け体験イベント「Future Innovation Gallery」2016@毎日放送(MBS)本社1階ちゃやまちプラザステージエリアで、「人の動きに反応して映像が動くキネクト」体験コーナのサポート[6]や、大阪府・大阪産業局が運営するものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)のテーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会2016にて、「距離画像センサを使った空間位置情報取得とインタラクション」について講師も担当[7]。
脚注
[編集]出典
- ^ https://vrsj.org/about/committees/
- ^ https://www.oit.ac.jp/laboratory/room/139
- ^ http://sc.chat-shuffle.net/paper/uid:110008746704
- ^ https://conference.vrsj.org/ac2021/program/3D1.html
- ^ https://www.his.gr.jp/upload/event/HI2017_program.pdf
- ^ https://japan.cnet.com/release/30161029/
- ^ https://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/000441.html