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中村隆寿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村 隆寿
生誕 1895年12月15日
日本の旗 日本 熊本県
死没 (1973-07-31) 1973年7月31日(77歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1917年 - 1945年
最終階級 陸軍少将
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中村 隆寿(なかむら たかひさ、1895年明治28年)12月15日[1] - 1973年昭和48年)7月31日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。

経歴

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1895年(明治28年)に熊本県で生まれた[1]陸軍士官学校第29期[1]陸軍砲工学校高等科[2]京都帝国大学工学部工業化学科を卒業し[2]工学博士の学位を取得している[3]1939年(昭和14年)に陸軍工兵大佐に進級し[4]陸軍技術本部米国駐在官となる[4]1941年(昭和16年)に陸軍燃料廠廠員を経て[4]1942年(昭和17年)に南方燃料廠南スマトラ支廠長に就任し、太平洋戦争に出動[1]

1943年(昭和18年)8月に陸軍少将に進級し[4]、9月に陸軍燃料廠附を経て[1]1944年(昭和19年)1月に陸軍燃料廠研究部長[5]、3月に陸軍燃料廠技術部長を歴任した[1]1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[6]

戦後は東京理科大学教授に就任している[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 福川 2001, 531頁.
  2. ^ a b 石井 2003, 137頁.
  3. ^ 石井 2003, 138頁.
  4. ^ a b c d 外山 1981, 409頁.
  5. ^ 第5号 昭和19年1月11日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120900200 
  6. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」106頁。
  7. ^ 石井 2003, 256頁.

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 石井正紀 著『陸軍燃料廠 : 太平洋戦争を支えた石油技術者たちの戦い』光人社、2003年。ISBN 4769823819