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中村歌昇 (4代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
よだいめ なかむら かしょう
四代目 中村歌昇
屋号 播磨屋
定紋 揚羽蝶 播磨屋揚羽蝶
生年月日 (1989-05-06) 1989年5月6日(35歳)
本名 小川おがわ 雄朗たけお[1]
襲名歴 1. 四代目中村種太郎
2. 四代目中村歌昇[1]
別名 藤間勘助(日本舞踊宗家藤間流)
出身地 日本の旗 日本東京都
三代目 中村又五郎
兄弟 初代 中村種之助
四代目萩岡松韻の次女・萩岡信乃
五代目中村種太郎
初代中村秀乃介
公式サイト 燿の会オフィシャルサイト|歌舞伎役者 中村又五郎/中村歌昇/中村種之助 播磨屋
フロムファーストプロダクション|FROM FIRST PRODUCTION

四代目 中村歌昇(よだいめ なかむら かしょう、1989年平成元年〉5月6日 - [1])は、俳優、歌舞伎役者。屋号播磨屋定紋揚羽蝶歌舞伎名跡中村歌昇」の当代。本名は小川 雄朗(おがわ たけお)[1]東京都出身。所属事務所はフロム・ファーストプロダクション。伯父に五代目中村歌六、従兄弟に五代目中村米吉が居る。

各種お稽古事は次の通り。 ①日本舞踊:三世藤間勘祖八世藤間勘十郎、②長唄三味線:芳村伊十一郎、③鳴物:中井一夫、④義太夫節:竹本葵太夫、⑤清元節:清元志寿朗(※2010年当時)[2]

若手の歌舞伎役者仲間で趣味の「歌舞伎ダーツクラブ」を作っている。リーダーは、二代目中村勘太郎(のち六代目中村勘九郎)。メンバーは、四代目中村梅枝二代目尾上松也・四代目中村種太郎(のち四代目中村歌昇)・中村壱太郎坂東新悟など(※2010年当時)[3]

来歴

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  • 1989年(平成元年)5月 三代目中村歌昇(現・三代目中村又五郎)の長男として東京に生まれる。
  • 1994年(平成6年)6月 歌舞伎座『道行旅路の嫁入』の旅の若者で四代目・中村種太郎を名乗って初舞台。
  • 2011年(平成23年)9月 歌舞伎座『菅原伝授手習鑑』の車引の舎人杉王丸ほかで四代目中村歌昇を襲名。
  • 2013年(平成25年) オンワード樫山のメンズブランド「五大陸」のアンバサダーの一人に選ばれる[4]
  • 2014年(平成26年)10月 山田流箏曲萩岡派四代目家元の萩岡松韻の次女・萩岡信乃と婚約[5]
  • 2015年(平成27年)3月 挙式・披露宴[6]
  • 2016年(平成28年)2月 第1子(長男)が誕生[7][8][9]
  • 2018年(平成30年) 重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となる[10]
  • 2022年(令和4年) 歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」第一部「寺子屋」において、長男が五代目中村種太郎、次男が初代中村秀乃介を名のり初舞台[11][12]

出演

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テレビドラマ

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映画

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受賞歴

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  • 国立劇場特別賞(1998年・2001年・2007年)
  • 国立劇場奨励賞(2006年・2008年)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 読売年鑑2013』P.596(読売新聞東京本社,2013年3月27日刊行)
  2. ^ “第2回 中村種太郎(芸の眼差し、遊の素顔)”. 歌舞伎美人 (松竹株式会社). (2010年11月10日). https://www.kabuki-bito.jp/special/actor/tepco-manazashi/post-manazashi-50/ 2022年2月15日閲覧。 
  3. ^ “第3回 中村梅枝(芸の眼差し、遊の素顔)”. 歌舞伎美人 (松竹株式会社). (2010年12月9日). https://www.kabuki-bito.jp/special/actor/tepco-manazashi/post-manazashi-51/ 2022年2月15日閲覧。 
  4. ^ “愛之助、松也、歌昇、壱太郎、隼人がメンズブランド「五大陸」アンバサダーに就任”. 歌舞伎美人. (2013年10月28日). https://www.kabuki-bito.jp/news/2013/10/post_934.html 2014年10月30日閲覧。 
  5. ^ “歌舞伎界のホープ・中村歌昇 萩岡信乃さんと婚約 来春に披露宴”. スポニチ. (2014年10月30日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/10/29/kiji/K20141029009189980.html 2014年10月30日閲覧。 
  6. ^ “中村歌昇、萩岡信乃さんと挙式・披露宴を報告「更に精進をしてまいります」”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2015年3月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2050870/full/ 2016年2月28日閲覧。 
  7. ^ “中村歌昇に第1子男児が誕生「一層精進」昨年「下町」でドラマデビュー”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年2月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/02/28/kiji/K20160228012121490.html 2016年2月28日閲覧。 
  8. ^ 婦人画報9月号』(ハースト婦人画報社,2021年7月30日発売)歌舞伎の底力p.226-227
  9. ^ “小川綜真さん、小川大晴さんインタビュー「いつかお獅子の毛ぶりがしたいです!」”. 婦人画報9月号・歌舞伎の底力より (株式会社ハースト婦人画報社). (2021年8月14日). https://www.fujingaho.jp/culture/kabuki/a37275423/ogawasouma-hiroharu-interview-210814/ 2022年2月25日閲覧。 
  10. ^ 会員一覧 | 伝統歌舞伎保存会”. www.kabuki.or.jp. 2020年10月25日閲覧。
  11. ^ 歌昇、種太郎、秀乃介が語る「秀山祭九月大歌舞伎」”. 歌舞伎美人. 松竹株式会社 (2022年8月25日). 2022年9月6日閲覧。
  12. ^ 中村歌昇の息子2人が9月に初舞台 長男・種太郎の将来の夢は「ニュースキャスター」」『スポーツ報知』2022年8月17日。2022年9月6日閲覧。
  13. ^ 歌舞伎俳優・中村歌昇、『下町ロケット』でテレビドラマデビュー”. ORICON STYLE (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
  14. ^ “7ORDER長妻怜央×宮澤佐江の共演作公開、泥棒と警官によるサスペンスコメディ”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年12月25日). https://natalie.mu/eiga/news/506586 2022年12月25日閲覧。 
  15. ^ “中島健人の主演映画「おまえの罪を自白しろ」に池田エライザ、山崎育三郎ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月24日). https://natalie.mu/eiga/news/533940 2023年7月24日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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