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中村拓也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村 拓也
なかむら たくや
人物情報
生誕 1976年(47 - 48歳)
国籍 日本の旗 日本
出身校 同志社大学
学問
時代 20世紀の哲学21世紀の哲学
活動地域 日本
学派 現象学
研究分野 現象学
研究機関 同志社大学
主観性研究センター英語版コペンハーゲン大学
フッサール文庫ケルン大学
学位 博士(哲学)(同志社大学)
影響を受けた人物
学会 関西倫理学会関西哲学会日本現象学会、同志社哲学会、
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中村 拓也(なかむら たくや、1976年 - )は日本哲学者翻訳者同志社大学文学部哲学科教授。専門は現象学で、フッサール現象学、特に自我の問題、時間意識、生世界、感情移入を中心的に研究を行っている[1]

経歴

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2011年に同志社大学で博士論文「フッサールの自我論」をもって博士号(哲学)を取得する[注釈 1][2]。その後、同大学文学部において、2013年4月に助教に、2016年4月に准教授となり、2022年4月より教授を務める。この間、2016年4月より2017年4月までデンマークの哲学者ダン・ザハヴィが所長を務めるコペンハーゲン大学主観性研究センター英語版客員研究員として赴任し、その後、2017年4月より2018年3月までケルン大学フッサール文庫に客員研究員として赴任した。また、2020年に同志社大学文学研究科博士前期課程准教授となり、2022年より博士課程前期課程教授を務める[3]

出版物

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共著

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  • Nakamura, Takuya (2023-02-23). “Einströmen: Die dynamische Struktur des transzendentalen Lebens”. In Diler Ezgi Tarhan (German). Schriften zur Phänomenologie Edmund Husserls. Philosophy Series. 4. London: Transnational Press London. pp. 273-284. ISBN 9781801351720. NCID BD0165054X. OCLC 1378099335.[注釈 2]

翻訳

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ダン・ザハヴィの著作を中心に、現象学に関する書籍の翻訳も行っている。

単訳

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共訳

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委員

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2024年11月現在、以下の委員に就いている[3]

  • 関西倫理学会、委員(2019年11月 - )
  • 関西哲学会、委員(2022年10月 - )
  • 同志社哲学会、委員(2023年9月 - )

脚注

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注釈

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  1. ^ 主査は工藤和男、副査は庭田茂吉林克樹
  2. ^ 中村拓也「流入:超越論的生の動的構造」ディラー・エズギ・タルハン編『エトムント・フッサールの現象学に関する論文集』(ドイツ語)、Transnational Press London:ロンドン、〈哲学シリーズ;4〉、2023年2月23日。273-284頁。
  3. ^ Lee Nam-In(이 남인、李 南麟)、ソウル大学名誉教授[4]
  4. ^ Lilian Alweiss、トリニティ・カレッジ (ダブリン大学)准教授[5]

出典

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  1. ^ Diler Ezgi Tarhan, ed (2023-02-23) (German). Schriften zur Phänomenologie Edmund Husserls. Philosophy Series. 4. London: Transnational Press London. p. 19. ISBN 9781801351720. NCID BD0165054X. OCLC 1378099335 
  2. ^ 博士学位論文審査要旨” (PDF). 同志社大学 (2011年7月8日). 2024年11月17日閲覧。
  3. ^ a b 中村 拓也(文学部哲学科) | 同志社大学 研究者データベース”. 同志社大学研究者データベース. 同志社大学 (2024年10月14日). 2024年11月17日閲覧。
  4. ^ 서울대학교 : 철학과 | 역대교수 | 이남인” [ソウル大学 : 哲学科 | 歴代教授 | リー・ナミン]. ソウル大学. 2024年11月17日閲覧。
  5. ^ ALWEISSL - Philosophy | Trinity College Dublin” [アルワイス - 哲学 | トリニティ・カレッジ(ダブリン大学)]. トリニティ・カレッジ(ダブリン大学) (2024年10月28日). 2024年11月17日閲覧。

外部リンク

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