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中村和彦 (映画監督)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なかむら かずひこ
中村 和彦
出生地 日本の旗 日本福岡県大牟田市
職業 映画監督
主な作品
映画
プライド in ブルー
アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー
MARCH
蹴る
DVD
サッカー日本代表激闘録
受賞
文化庁映画賞優秀賞受賞
第27回山路ふみ子映画福祉賞受賞
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中村和彦(なかむら かずひこ、1960年[1] - )は、日本映画監督である。

経歴

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福岡県大牟田市出身。福岡県立三池高等学校卒業。早稲田大学第一文学部東洋史専攻在学中に助監督を経験、そのまま映画の路に進み大学を中退。池田敏春森安建雄細野辰興望月六郎石井隆等の助監督、奥田瑛二の監督補等につく。

2002年に『棒-Bastoni-』で劇場用映画監督デビュー。その後サッカー日本代表のオフィシャルドキュメンタリーDVD『日本代表激闘録』シリーズ(2004〜2017)のディレクターを担当しつつ、2007年に知的障害者サッカー日本代表チームのドキュメンタリー映画『プライド in ブルー』(文化庁映画賞優秀賞受賞)を発表。以降もスポーツドキュメンタリー映画を製作し、2010年にはろう者サッカー女子日本代表を描いた『アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー』(第27回山路ふみ子映画福祉賞受賞)を、2019年には電動車椅子サッカーの選手たちを追った『蹴る』を公開。

作品製作にあたっては、取材対象を深く理解するために実践的なリサーチを敢行する。『アイ・コンタクト』から取り組み始めた手話は、簡単な通訳や自ら手話舞台挨拶ができるレベルにまで上達し、『蹴る』の製作中に介護職員初任者研修を受講し、3年間ほど、筋ジストロフィー脊髄損傷脳性麻痺者介助に従事し、食事、排泄、入浴、就寝、寝返り介助等を行うことで、登場人物たちの医学面、社会面、心理面の理解に努めた。

短編ドキュメンタリー作品として監督し2016年に公開した東日本大震災復興支援映画『MARCH』はInternational Filmmaker Festival of World Cinema LONDON最優秀外国語ドキュメンタリー賞、ニース国際映画祭外国語ドキュメンタリー映画最優秀監督賞を受賞している。

フィルモグラフィー

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劇場用映画 監督作品

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DVD ディレクター作品

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サッカー 日本代表

サッカー オリンピック予選

サッカークラブチーム

野球

その他映像作品

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  • ある朝パニック(テレビドラマ 関西テレビ・1993年)
  • 足を舐める男(ビデオシネマ 1997年)
  • STOP! 精神科病棟転換型居住系施設 やれば、できるさ!(DVD 2015年)

書籍

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  • アイ・コンタクト(岩波書店 2011年)

受賞

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脚注

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外部リンク

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