中川龍学
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中川 龍学(なかがわ りゅうがく 1966年 - )は、浄土宗西山禅林寺派の僧侶、イラストレーターである。京都市[1] 在住。
「瑞泉寺 住職 中川龍学」[2][3]と「イラストレーターと僧侶 中川学」[2]という2つの名前を使い分けている。
人物
[編集]小学校3年生で得度。高校2年生の時に西山禅林寺(永観堂)にて加行。佛教大学文学部仏教学科[1]に進学し、在学中は「当麻曼荼羅」などの仏教美術を学んだ。卒業後は大阪の大手広告代理店にて求人広告制作部に6年間勤務。その後、自坊である京都の瑞泉寺にもどり僧侶とイラストレーターを兼業している。
世界20ヶ国以上で読まれているロンドン発の情報誌「MONOCLE」[1]や、ドイツの著名美術系出版社「TASCHEN」[1]が発行する、世界のイラストレーター特集に掲載されるなど、日本国内外で高い評価を受けている[1]。
作品
[編集]- 万城目学「とっぴんぱらりの風太郎」(文藝春秋) - 装画&挿絵[4]
- 「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社) - 絵本[4]
- 「繪草子 龍潭譚」(泉鏡花の作品を絵本にした作品、今泉版画工房) - (2013年アジアデザイン賞受賞)[4]
- 「絵本化鳥」(泉鏡花の作品を絵本にした作品、国書刊行会) - (2013年アジアデザイン賞受賞)[4]
- 「朱日記」(泉鏡花の作品を絵本にした作品、国書刊行会)[4]
- 全日本学生落語選手権「策伝大賞」ポスターグラフィック・策伝上人キャラクター