越中中川駅
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(中川駅 (富山県)から転送)
越中中川駅[* 1] | |
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駅舎(2018年9月) | |
えっちゅうなかがわ Etchū-Nakagawa | |
◄高岡 (1.7 km) (2.4 km) 能町► | |
所在地 | 富山県高岡市中川一丁目2 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■氷見線 |
キロ程 | 1.7 km(高岡起点) |
電報略号 | エツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,331人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)4月1日 |
備考 | 簡易委託駅 |
越中中川駅(えっちゅうなかがわえき)は、富山県高岡市中川一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)氷見線の駅である。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)4月1日:中越鉄道高岡駅 - 能町駅間に中川簡易停車場として開業する[1]。旅客営業のみ[2]。
- 1917年(大正6年)4月1日:中川簡易停車場を中川停留場と改称する[2]。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道の国有化により鉄道省(国鉄)中越線の駅となり、越中中川駅と改称する[3]。当駅は中越線伏木駅 - 高岡駅間、氷見軽便線及び新湊軽便線の各駅に発着する学生定期乗車券所持の旅客に限り取扱を行う[3]。
- 1929年(昭和4年)12月23日:営業範囲を改正し、一般旅客、手荷物、小荷物及び旅客附随小荷物の取扱を開始する[4]。但し、配達取扱は行わない[4]。
- 1940年(昭和15年)8月1日:営業範囲を改正し、特別扱雑誌の取扱を開始する[2]。
- 1942年(昭和17年)
- 1970年(昭和45年)6月25日:早朝・夜間の窓口を閉鎖し、改札を取り止め[8]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客及び荷物を取扱う駅となる[9]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する[10]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)
- 2009年(平成21年)8月5日:外壁の塗装が現在のものとなる(富山県立高岡工芸高等学校の生徒の案を基にデザイン)[13]。
- 時期未定:簡易委託を解除し、無人化〈予定〉[14]。
駅構造
[編集]氷見方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)である[15][16]。かつては2面2線を有する交換可能駅であった[17]。木造駅舎を有する。
2001年(平成13年)4月に発足したJR越中中川駅利用促進協議会が[18]、2001年(平成13年)7月1日より窓口業務を受託する簡易委託駅である[11][19]。駅係員はJR西日本のOBが務めている[18]。
駅舎は木造平屋建で[17][20]、2001年(平成13年)7月25日には富山県立高岡工芸高等学校デザイン科の生徒が四季をテーマとしてその外壁にイラストを描いた[21][15][20]。なお、2009年8月には現在のイラストに描き替えている[20]。
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改札口(2022年5月)
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ホーム(2022年5月)
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2009年に塗り替えられる前の駅舎(2007年8月)
利用状況
[編集]「富山県統計年鑑」および「高岡市統計書」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,331人である[22]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1995年 | 1,783 |
1996年 | 1,675 |
1997年 | 1,549 |
1998年 | 1,489 |
1999年 | 1,417 |
2000年 | 1,406 |
2001年 | 1,293 |
2002年 | 1,297 |
2003年 | 1,293 |
2004年 | 1,246 |
2005年 | 1,210 |
2006年 | 1,177 |
2007年 | 1,132 |
2008年 | 1,185 |
2009年 | 1,159 |
2010年 | 1,253 |
2011年 | 1,260 |
2012年 | 1,289 |
2013年 | 1,302 |
2014年 | 1,155 |
2015年 | 1,234 |
2016年 | 1,272 |
2017年 | 1,263 |
2018年 | 1,296 |
2019年 | 1,331 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『官報』(415頁)、1916年(大正5年)4月15日、内閣印刷局
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、160頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 大正9年鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
- ^ a b 昭和4年鉄道省告示第273号(『官報』、1929年(昭和4年)12月18日、内閣印刷局)
- ^ 昭和17年鉄道省告示第62号(『官報』、1942年(昭和17年)3月26日、内閣印刷局)
- ^ 昭和17年鉄道省告示第171号(『官報』、1942年(昭和17年)7月21日、内閣印刷局)
- ^ 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』(33頁)、2008年(平成20年)10月、新潮社
- ^ 「きょうから 城端、氷見線営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年6月25日、1面。
- ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和59年日本国有鉄道公示第174号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
- ^ a b 「JR戸出駅 越中中川駅 地域で駅支えるぞ 簡易委託業務引き渡し式 住民ら再出発祝う」、『北日本新聞』(15面)、2001年(平成13年)7月2日、北日本新聞社(朝刊)
- ^ 『北日本新聞』2001年7月14日付朝刊19面『無人化回避のJR越中中川駅 明るく愛着わく駅に 高岡工芸高デザイン科生徒 外壁にイラスト』より。
- ^ 『北日本新聞』2009年8月6日付朝刊22面『高校生 外壁デザイン 越中中川駅塗装完了』より。
- ^ 「JR西 富山県内9駅無人化 30年度までに氷見や城端、八尾駅」『北日本新聞』2020年8月25日、1面。
- ^ a b 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(23頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』(19及び60頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ a b 相賀徹夫、『国鉄全線各駅停車 7 北陸・山陰510駅』(170頁)、1984年(昭和59年)1月、小学館
- ^ a b c “手作り座布団 真心温か 福光高生、今年が最後「一生懸命作った」”. 北陸中日新聞Web. (2020年12月25日). オリジナルの2020年12月24日時点におけるアーカイブ。 2021年12月23日閲覧。
- ^ 鉄道の利用について - 高岡市
- ^ a b c 西崎さいき『新駅舎・旧駅舎』イカロス出版、2019年6月30日、116頁。ISBN 978-4-8022-0725-6。
- ^ 「越中中川駅明るく”変身” 高岡工芸高生 木造駅舎にイラスト」、『北日本新聞』(朝刊15面)、2001年(平成13年)7月26日、北日本新聞社
- ^ “令和2年版高岡市統計書” (PDF). 高岡市. p. 60. 2021年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月23日閲覧。
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 高岡市統計書の経年データ(平成18年版~) - 高岡市
- ^ “次世代型路面電車システム「LRTの解説係」が必要 交通まちづくりの理解広げる”. 富山新聞. (2021年8月9日). オリジナルの2021年8月11日時点におけるアーカイブ。 2021年12月23日閲覧。
- ^ “ドラえもんたち 案内看板に登場 高岡銅器のモニュメントに”. 北陸中日新聞Web. (2021年8月23日). オリジナルの2021年8月24日時点におけるアーカイブ。 2021年12月23日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 道の駅万葉の里 高岡 - 当駅前で営業していた店舗が「10段ソフトクリーム」を販売、現在この道の駅が事実上継承。
外部リンク
[編集]- 越中中川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道