中島辰男
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中島 辰男(なかじま たつお、1928年8月30日 – )は、日本の郷土史家。福井県に関する郷土史を扱う。
来歴
[編集]福井県遠敷郡内外海村甲ヶ崎(現・小浜市)に生まれる。1944年11月に、福井県立小浜中学校(現・福井県立若狭高等学校)より陸軍予科士官学校に入校したが、敗戦による学校解散のため、1945年9月に帰郷した。同年10月に内外海郵便局で勤務を始める。[要出典]1971年に内外郵便局長となる[1]。
1992年6月に内外海郵便局長を依願退職した[要出典]。この間、1969年に小浜市教育委員、1986年に福井県教育委員長を務めた[1]。
1995年5月に福井県立若狭歴史民俗資料館長に就任して、2004年3月まで務めた[1]。
2004年に日本原子力発電系の「げんでんふれあい福井財団」による第6回げんでんふるさと文化賞を受賞した[1]。
著作
[編集]- 『福井県の誕生―近代の越前と若狭―』福井県教科書供給所、1997年
- 文芸社、2014年(文庫版)
- 『若狭に想う―寄稿集―』中島辰男(私家版)、2008年
- 『若狭路往還―ふるさとからの歴史発信―』洛西書院、2009年
- 『若狭路往還2―ふるさとからの歴史発信―』自照社出版、2017年
脚注
[編集]- ^ a b c d 第6回(平成16年度)の選考結果と受賞者の経歴 - げんでんふれあい福井財団