中山七里 (橋幸夫のアルバム)
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『中山七里』は、1989年7月に発売された橋幸夫のオリジナルアルバムで、LP形式(SJX-20173)とカセットテープ形式(VCH-1671)の2形式で発売された。
概要
[編集]- 橋には、1962年5月に月にリリースしたシングルに「中山七里」があるが、本アルバムは、橋幸夫のデビュー20周年を記念した企画アルバム[1]となっている。
- 記念アルバムらしくA面に股旅演歌のヒット6曲を、B面には青春歌謡を中心の6曲を収録する構成となっている。
- 収録曲は、いずれもシングルとは異なるアレンジで、全曲新録音している。また、股旅演歌、青春歌謡両者とも、シングルのB面から計6曲採られているのが特徴となっている。
- 「北の酒場」は、77枚目のシングル「哀愁の果てに」(SV-372、1966年3月発売[2])の名称、ならびに詩を変えて吹き込まれたものである。
- アルバムジャケットの切り絵は橋本治、ジャケット題字は木下春雪の作品である。
収録曲
[編集]A面
- 中山七里
- 磯ぶし源太
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:伊藤雪彦
- 佐久の鯉太郎
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:馬飼野俊一
- 伊太郎旅歌
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:伊藤雪彦
- 殺陣師一代
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:伊藤雪彦
- 星の三度笠
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:竜崎孝路
B面
- 慕情のワルツ
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:竜崎孝路
- 君恋い波止場
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:馬飼野俊一
- 北の酒場
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:馬飼野俊一
- 孤独のブルース
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:竜崎孝路
- すずらん娘
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:馬飼野俊一
- あれが岬の灯だ
- 作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、編曲:馬飼野俊一
出典
[編集]- ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 245頁
- ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 188参照