中家菜津子
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中家 菜津子 | |
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誕生 | 東京都 |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 旭川東高等学校 |
ジャンル | 短歌 |
主な受賞歴 | 怪談短歌コンテスト大賞(2012年) |
所属 | 未来 |
中家 菜津子(なかいえ なつこ、1975年- )は、日本の歌人、詩人。歌誌「未来」会員。
人物
[編集]短歌と詩を組み合わせた作風、以前は短歌と詩とで筆名を分け、夏嶋真子を使っていた。加藤治郎が指導する「未来」の選歌欄「彗星集」に柳澤美晴、野口あや子、佐藤羽美、天道なお、杉森多佳子、小坂井大輔、戸田響子らと参加していた。2016年には、杉森多佳子らとニューアトランティスopera欄への投稿となっている。2013年に、佐藤真夏が企画している詩誌「あるところに」[1]に寄稿している。2014年には亜久津歩、草間小鳥子、黒崎立体とともに「詩」+αのフリーペーパー『CMYK』を創刊した。野村喜和夫が主宰する「喜和堂」にも寄稿している。
年譜
[編集]- 1975年:東京に生まれる。
- 1982年:北海道旭川市の北隣の鷹栖町に転居。旭川東高等学校出身[2][3]
- 2009年:夏嶋真子 名で詩をネットなどに掲載[4]
- 2012年:「未来」入会。加藤治郎に師事。第一回怪談短歌コンテスト大賞(選者:東直子)[5]
- 2013年:「うずく、まる」で詩歌トライアスロン最優秀作(現代詩手帖 2013年9月号)。「沃野の風」で第24回歌壇賞候補作。
- 2014年:「フロスト・フラワー」で第25回歌壇賞候補作。(霜の花)
- 2015年:新鋭短歌シリーズ第23弾として第1歌集『うずく、まる』刊行。
- 2016年:「うずく、まる」批評会、加藤治郎、野村喜和夫が参加。懇親会でカニエ・ナハが朗読。詩と短歌の作品集『水の器』刊行。
著作
[編集]詩歌集
[編集]- うずく、まる(新鋭短歌シリーズ第23弾、書肆侃侃房、2015年)ISBN 978-4863851863[6]
- 詩と短歌の作品集『水の器』、カニエ・ナハ 装幀、2016年
詩誌・歌誌
[編集]- 「フロスト・フラワー」 歌壇2014年2月号 10首掲載、p51
- 「うずく、まる」 詩歌トライアスロン(当時の筆名 夏嶋真子) 2014年1月[8]
- 「雪月花」 詩歌トライアスロン 中家菜津子(夏嶋真子) 2014年1月[9]
- 「匣(はこ)」 喜和堂(野村喜和夫) Vol.3 2015年
短歌掲載書籍(自著以外)
[編集]- 怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう、東直子、佐藤弓生、石川美南、幽BOOKS、メディアファクトリー、2013 ISBN 978-4840154291[10]
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ Vol.3、Vol.4、Vol.5の三巻。あるところには、文学フリマ東京で配布しているほか、最新号は新宿紀伊國屋書店、吉祥寺ブックスルーエでも無償配布。@aru_tokoro_ni http://arutokoroni.org
- ^ 旭川市図書館【一般注記】著者は旭川東高等学校出身 https://www2.lib.city.asahikawa.hokkaido.jp/
- ^ 鷹栖地域情報 http://blog.livedoor.jp/takasu001/archives/55403275.html
- ^ 現代詩フォーラム http://po-m.com/
- ^ 『Mei(冥)』創刊記念! Twitterで怪談短歌コンテスト 受賞作発表! https://ddnavi.com/news/104351/a/
- ^ 挿絵は柳本々々 http://yagimotomotomoto.blog.fc2.com/blog-entry-805.html
- ^ 融合 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_997.html
- ^ 詩客2015.1 http://shiika.sakura.ne.jp/%E8%A9%A9%E6%AD%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3%EF%BC%88%E4%B8%89%E8%A9%A9%E5%9E%8B%E8%9E%8D%E5%90%88%E4%BD%9C%E5%93%81/2014-01-18-15464.html
- ^ 詩客2015.1 http://shiika.sakura.ne.jp/%E8%A9%A9%E6%AD%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3%EF%BC%88%E4%B8%89%E8%A9%A9%E5%9E%8B%E8%9E%8D%E5%90%88%E4%BD%9C%E5%93%81/2014-01-18-15473.html
- ^ 第一回・第二回怪談短歌コンテスト作品所収
- ^ 「うずく、まる」あとがきに母の著作であるとの記載あり。
- ^ 国立国会図書館に所蔵未確認。復刊.comでの登録あり。http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=62242