中町 (兵庫県)
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(中区 (多可町)から転送)
なかちょう 中町 | |||||
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廃止日 | 2005年11月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 中町、加美町、八千代町→多可町 | ||||
現在の自治体 | 多可町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
郡 | 多可郡 | ||||
市町村コード | 28361-4 | ||||
面積 | 48.02 km2 | ||||
総人口 |
11,256人 (国勢調査、2005年) | ||||
隣接自治体 | 西脇市、丹波市、多可郡加美町、八千代町 | ||||
町の木 | ケヤキ | ||||
町の花 | ノギク | ||||
中町役場 | |||||
所在地 |
〒679-1192 兵庫県多可郡中町中村町123 | ||||
外部リンク | 中町(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯35度03分01秒 東経134度55分24秒 / 北緯35.05031度 東経134.92336度座標: 北緯35度03分01秒 東経134度55分24秒 / 北緯35.05031度 東経134.92336度 | ||||
ウィキプロジェクト |
中町(なかちょう)は、兵庫県の中部にかつて存在した町である。
2005年11月1日、中町・加美町・八千代町の3町が新設合併し、多可町となったため消滅した。
概要
[編集]兵庫県の中部かつ播磨地区の北東側に位置しており、妙見山の麓に杉原川が流れており、流域沿いに街が広がる。山田錦の発祥地であり、播州織が盛んな街である。[1] [2] [3]合併後は旧町域に地域自治区として「中区」が設置されている。
地理
[編集]人口
[編集]隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、中村町・茂利村・奥中村・徳畑村・森本村・坂本村・安坂村・下曽我井村・西安田村・中安田村・東安田村・糀屋村・間子村・岸上村・鍛冶屋村・田野口村・牧野新町・天田村・東山村・高岸村・安楽田町・門前村の区域をもって中村が発足。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 中村が町制施行して中町となる[5] [1] [6] [4] [3]。
- 1925年(大正14年) - 中町実科高等女学校が開校する[4][3]。
- 1929年(昭和4年) - 中町実科高等女学校が閉校する[4][3]。
- 1945年(昭和20年) - 中町日赤病院が開院する[4][3]。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 中町立中町中学校が開校する[4][3]。
- 1962年(昭和37年) - 役場が移転する[4][3]。
- 1963年(昭和38年)6月4日 - 三八豪雨により、被害を受け、死者1人を出す[4][3]。
- 1964年(昭和39年) - 中町立中町南小学校が給食を開始する[4][3]。
- 1965年(昭和40年) - 中町立中町中学校が給食を開始する[7][3]。
- 1965年(昭和40年)12月25日 - 町旗・町章を制定する[5] [1]。 [8]
- 1969年(昭和44年) - 中町立ふれあいセンターが竣工する[7][3]。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 町木・町花を制定する[5][3]。
- 1974年(昭和49年)12月8日 - 町歌を制定する[5][3]。
- 1979年(昭和54年) - 兵庫県立氷上養護学校多可分校が開校する[3]。
- 1980年(昭和55年) - 播州歌舞伎がひょうご百選に選定される[3]。
- 1983年(昭和58年)- 鍛冶屋線まつりが開催される[3]。
- 1984年(昭和59年) 11月23日 - 鍛冶屋線存続のための一環としてカナソ・ハイニノ国を成立する。[9]
- 1987年(昭和62年)3月16日 - 核兵器廃絶平和宣言の町を宣言する[5][3]。
- 1987年(昭和62年)6月1日 - 兵庫県立北播磨余暇村公園が完成する[10][3][9]。
- 1989年(平成元年)8月 - 兵庫県道139号山南中線石原坂トンネルが完成する[3][9]。
- 1990年(平成2年)4月1日 - JR鍛冶屋線が全線廃止する[3][9]。
- 1992年(平成4年) - ココロン那珂が完成する[3][9]。
- 1992年(平成4年)12月22日 - 自治体環境宣言を宣言する[5]。
- 1993年(平成5年)10月18日 - 部落差別撤廃宣言の町を宣言する[5]。
- 1993年(平成5年)12月22日 - 町民憲章を制定する[5]。 [11]
- 1998年(平成10年)12月4日 - 振替納税推進の街を宣言する[5]。
- 2003年(平成15年)1月20日 - 消費税完納推進の街を宣言する[5]。
- 2003年(平成15年) - なか・やちよの森公園が開園する[9]。
- 2004年(平成16年) - 中図書館が開館する[9]。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 閉町式が行われる。[12]
- 2005年(平成17年)11月1日 - 加美町・八千代町と合併して多可町が発足。同日中町廃止[5]。
地域
[編集]大字
[編集]- 合併後は「中区○○」になる。
郵便番号 | 大字名 |
---|---|
679-1135 | 安坂 |
679-1115 | 天田 |
679-1102 | 安楽田 |
679-1107 | 奥中 |
679-1111 | 鍛冶屋 |
679-1114 | 岸上 |
679-1133 | 糀屋 |
679-1132 | 坂本 |
679-1134 | 茂利 |
679-1131 | 曽我井 |
679-1106 | 高岸 |
679-1104 | 田野口 |
679-1107 | 徳畑 |
679-1113 | 中村町 |
679-1122 | 中安田 |
679-1123 | 西安田 |
679-1121 | 東安田 |
679-1105 | 東山 |
679-1103 | 牧野 |
679-1112 | 間子 |
679-1124 | 森本 |
679-1101 | 門前 |
警察・消防
[編集]図書館
[編集]- 中町立中図書館[13]
病院
[編集]- 中町日赤病院[4]
郵便局
[編集]その他の施設
[編集]行政
[編集]- 町長:清水宏一
- 村長:藤井忠兵衛
町旗・町章
[編集]-
町旗
-
町章
産業
[編集]産業人口
[編集]農業
[編集]商業
[編集]工業
[編集]播州織の生産が盛んである[3]。
姉妹都市・提携都市
[編集]教育
[編集]存在していた学校
[編集]- 中町実科高等女学校 - 1925年に開校し、1929年に閉校する[4]。
- 兵庫県立西脇北高等学校中町分校 - 1974年に開校し、1979年に閉校する[7]。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]- 町内を走る鉄道路線はない。かつて西日本旅客鉄道(JR西日本)鍛冶屋線が通っており、赤字83線に指定されていた。そして、1984年(昭和59年)11月23日に鍛冶屋線存続のための一環としてカナソ・ハイニノ国を成立し、存続運動をするが、1990年4月1日に廃線となっている[9]。町内には曽我井・中村町・鍛冶屋の3駅があり、中村町駅が町の中心駅だった。終点の旧鍛冶屋駅が記念館になっているほか、廃線敷はサイクリングロード他に転用されている。
バス路線
[編集]- 加古川線西脇市駅から、神姫バス(後に神姫グリーンバス移管) 鍛冶屋・鳥羽上・山寄上方面行きに乗車。
- 2003年11月からコミュニティバス「のぎくバス」を運行開始していたが、2年後の町合併に伴い、名称はそのまま多可町が引き継いだ。
道路
[編集]特産物
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]公園・施設
- 兵庫県立北播磨余暇村公園[1]
- 鍛冶屋線記念館[1]
- なか・やちよの森公園[1]
- セントラルサーキット
- ココロン那珂[1]
- 善光寺の大イブキ[5]
- 大歳金刀比羅神社
祭事・催事
[編集]その他
[編集]- テレビCMで知られたクワムラハムの本社・工場がある。
- 長い長い滑り台が存在。
- 自殺の名所である翠明湖が確かに存在。
参考文献
[編集]- 神戸新聞総合出版センター・編 編『兵庫県の難読地名がわかる本』(第一冊発行)のじぎく文庫、2006年12月28日。ISBN 4-343-00382-5。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k “ようこそ!織物と酒米の町 中町へ”. 中町. 2012年7月5日閲覧。
- ^ “中町の位置及び面積”. 中町例規集. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af “町勢要覧”. 中町. 2012年7月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “広報NAKA 2005.10”. 中町. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “慣行の取り扱い”. 中町・加美町・八千代町合併協議会. 2012年7月5日閲覧。
- ^ “町制施行”. 中町例規集. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g “広報NAKA 2005.10 (2)”. 中町. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b “町章”. 中町例規集. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “広報NAKA 2005.10 (3)”. 中町. 2012年7月6日閲覧。
- ^ “北播磨余暇村公園とは”. 兵庫県立北播磨余暇村公園. 2012年7月6日閲覧。
- ^ “中町住民憲章”. 中町例規集. 2012年7月5日閲覧。
- ^ “トップページ”. 中町. 2012年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “中町役場 組織図”. 中町. 2012年7月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中町公式ホームページ (Archive)
- 多可町公式ホームページ(サイト内の「おらが村情報」にて中区のサイトあり)
- 中町ホームページ(2006/01/31アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project