中井珠子
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中井 珠子(なかい たまこ、1949年7月26日[1] - )は、日本のフランス語学者・翻訳家。白百合女子大学教授。
旧名は柏岡 珠子(かしおか たまこ)。
略歴
[編集]東京都生まれ。都立日比谷高校を経て、国際基督教大学教養学部卒業。パリ第7大学大学院修了。 1996年から1998年にかけてNHKラジオ、NHKテレビのフランス語講座を担当。 甲南女子大学助教授、白百合女子大学文学部助教授、教授[2]。1996年頃、柏岡から中井に変わった。
著書
[編集]- 『すぐに役立つはじめてのフランス語』(柏岡珠子名義、日本放送出版協会) 1992
- 『これで通じる! 花ばあちゃんのフランス語』(日本放送出版協会) 2002
- 『フランス語はじめの一歩』(ちくま新書) 2002
共著
[編集]- 『フランス語作文の基礎』(福井芳男, 柏岡珠子名義共著、駿河台出版社) 1984
- 『コレクション・フランス語 1 (入門)』(田島宏編、曽我祐典, 小石悟, 中川努, 古石篤子共著、白水社) 1988
- 『コレクション・フランス語 2 (初級)』(田島宏編、古石篤子, 小石悟, 中川努, 曽我祐典共著、白水社) 1989
- 『コレクション・フランス語 4 (話す)』(田島宏編、中川努, 古石篤子, 東浦弘樹, 曽我祐典, 小石悟共著、白水社) 1991
- 『映画に行こう シナリオから表現へ』(川合ジョルジェット, 柏岡珠子名義共編、白水社) 1993
- 『コレクション・フランス語 6 (聞く)』(田島宏編、大木充, 古石篤子共著、白水社) 1994
- 『発見! フランス語教室』(共著、第三書房) 1994
- 『フランス人が日本人によく聞く100の質問』(福井芳男, 柏岡珠子名義共著、三修社) 1996
- 『電話のフランス語トレーニング 日常生活・ビジネス編』(編、第三書房) 1999
- 『フランス語 聞く・話す・読む・書く』(中川努, 曽我祐典共著、白水社) 2008
- 『フランス語2020』(中川努, 曽我祐典共著、白水社) 2011
- 『フランス語入門2 ’12』(宮下志朗編著、放送大学教育振興会) 2012
- 『フランス人が日本人によく聞く100の質問 フランス語で日本について話すための本 全面改訂版』(南玲子, 飯田良子共著、三修社) 2013
翻訳
[編集]- 『フランス - 風土と生活』(ジャック・プズー、柏岡珠子名義訳、三修社) 1982
- 『パプーリとフェデリコ』全3巻(ガブリエル・バンサン、今江祥智共訳、ブックローン出版) 1996
- 『自殺する子どもたち 自殺大国フランスのケア・レポート』(エレーヌ・リザシェ, シャンタル・ラバット、白根美保子共訳、筑摩書房) 1997
- 『はじめてのたまご売り』(ラスカル文、イザベル・シャトゥラール絵、BL出版) 1997
- 『トン,トン! クリック・クラックさん!』(アラン・セール作、マルタン・ジャリ絵、BL出版) 1998
- 『おはなしこねずみロミュアルド』(アンヌ・ジョナス作、フランソワ・クロザ絵、フレーベル館) 1999
- 『カモ少年と謎のペンフレンド』(ダニエル・ペナック、白水社) 2002、のち白水Uブックス
- 『月と少年』(エリック・ピュイバレ絵・文、アシェット婦人画報社) 2004
- 『くいしんぼうのゴワンフレット 日本語版』(テオ文、ボワリ絵、アシェット婦人画報社) 2005
- 『コンヴェルサスィオン 中級フランス語会話へのステップ』(シダリア・マルティンス, ジャン=ジャック・マビラ、Les Editions Didier) 2005
- 『そらをとんだ本』(ピエール・ロリ文、レベッカ・ドートゥルメール絵、講談社) 2005
- 『ねむれないこぶた 日本語版』(セシル・ユドゥリジエ絵・文、アシェット婦人画報社) 2005
- 『気まぐれ少女と家出イヌ』(ダニエル・ペナック、白水社) 2008
- 『アトリエのきつね』(ロランス・ブルギニョン作、ギ・セルヴェ絵、BL出版) 2011
- 『チェスをする女』(ベルティーナ・ヘンリヒス、筑摩書房) 2011
- 『ロベール・クレ仏和辞典』(Josette Rey-Debove原監修、西村牧夫, 鳥居正文, 飯田良子, 曽我祐典, 菊地歌子, 井元秀剛, 増田一夫共編訳、駿河台出版社) 2011