中丸宣明
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中丸 宣明(なかまる のぶあき、1955年 - )は、日本近代文学研究者。法政大学文学部日本文学科教授。
経歴
[編集]委員等
[編集]- 1994年5月、山梨県立文学館専門委員。
- 1996年5月、昭和文学会幹事。
- 1998年5月、日本近代文学会評議員。
- 2000年4月、国文学研究資料館国文学文献資料調査員。
- 2005年4月、国文学研究資料館共同研究委員会委員。
- 2005年5月-2007年3月、日本近代文学会「日本近代文学」編集委員。
- 2008年4月、日本文学協会委員。
- 2008年4月、大学共同利用機関法人人間文化研究機構外部評価委員 。
研究
[編集]日本近代文学の成立期の研究を行う。「19・20世紀の日本の演劇・芸能」、「自然主義の形成史」、「日本の19世紀文学」を研究テーマとしている。 日本の近代文学は明治元年(1868年)以降の文学を指すことが一般的であるが、その形成課程を近世期の文学との連続の相の下に置き、19世紀文学という枠組みを建てることにより、広く江戸期からの流れで近代文学を捉えようと試みている。また、明治20~30年代の文学演劇へのアプローチからも、日本近代文学成立期の研究を進めている[1]。
主な著書・論文
[編集]著書
- (共著) 編『コレクション現代詩』桜楓社、1990年1月。
- (共著) 編『論集樋口一葉』おうふう、1996年11月。
- (共著) 編『島尾敏雄』鼎書房、2000年12月。
- (翻刻・解説、共著) 編『池辺三山(三)』博文館新社、2003年8月。
- (校注、共著) 編『新日本古典文学大系明治編 翻訳小説集二』岩波書店、2002年1月。
- (校注、共著) 編『新日本古典文学大系明治編 政治小説集二』岩波書店、2006年10月。
- (共著) 編『展望現代の詩歌8 短歌Ⅲ』明治書院、2008年1月。
- (編著) 編『コレクション・モダン都市文化 第4期 第67巻 漫才と落語』ゆまに書房、2011年9月。
- (校注、共著) 編『円朝全集〈第3巻〉業平文治漂流奇談・松の操美人の生埋・蝦夷錦古郷の家土産』岩波書店、2013年3月。
- (共著) 編『好古趣味の歴史―江戸東京からたどる』文学通信、2020年6月。
論文
- 『自他楽会資料(一)』、調査研究報告(国文学研究資料館調査収集事業部)、2008年。
- 『「東京絵入新聞」の図像学-「金之助の話説」の成立まで』、日本近代文学 、2008年。
- 『草双紙のゆくえ--雑誌「人情世界」の位置』、文学、2009年。
- 『紀久八狂乱--広津柳浪「乱菊物語」と小栗風葉「鬘下地」』、文学、2010年。
所属学会
[編集]- 日本近代文学会(1980年)
- 昭和文学会(1985年)
- 日本文学協会(1985年)
- 樋口一葉研究会(1999年)
番組出演
[編集]脚注
[編集]- ^ (校注、共著) 編『新日本古典文学大系明治編 政治小説集二』岩波書店、2006年10月。