並滝寺
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並滝寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 広島県東広島市志和町志和東3439番地 |
位置 | 北緯34度29分01.6秒 東経132度42分11.5秒 / 北緯34.483778度 東経132.703194度座標: 北緯34度29分01.6秒 東経132度42分11.5秒 / 北緯34.483778度 東経132.703194度 |
山号 | 金澤山 |
宗派 | 真言宗御室派 |
本尊 | 千手観世音菩薩 |
創建年 | 天平5年(733年) |
開基 | 伝・行基 |
札所等 | 広島新四国八十八ヶ所霊場第37番 |
法人番号 | 5240005003911 |
並滝寺(なみたきじ)は、広島県東広島市志和町志和東にある真言宗御室派の寺院。「並瀧寺」とも書く。
沿革・歴史
[編集]733年(天平5年)行基によって建立されたと伝えられる。
福島正則の時代に衰退したが、浅野氏の時代には復興された。宝暦7年(1757年)秋、大風により吹き倒され、これを機に境内の建物が次々に再興されて現在の姿になった。
伽藍
[編集]- 本堂 - 明和8年(1771年)再建。建築様式は唐様が主体で、屋根は茅葺きとしている。
- 金毘羅社 - 寛政10年(1798年)建立。茅葺きの一間社流造である。
- 楼門 - 18世紀中後期建立。下層を白漆喰で塗っている龍宮造で、屋根は茅葺きの寄棟造である。
- 鐘楼 - 文化元年(1804年)建立。竜宮造で、屋根は桟瓦葺の入母屋造である。
- 仁王門 - 18中~19世紀初建立。仁王像を安置する。
- 庫裏 - 寛政9年(1797年)建立。大規模な庫裏で、仏間や数寄屋造の書院を備える。床の間は室床と呼ばれる特殊な造りである。
文化財
[編集]- 東広島市指定重要有形文化財
- 唐絵涅槃像
- 木造延命地蔵菩薩半跏像
参考文献
[編集]- 社団法人東広島市観光協会の説明板「並滝寺の建造物」
- 東広島市教育委員会の説明板「並滝寺の東広島市指定重要有形文化財」
- 東広島観光情報 ひがしひろしまナビ