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世界食料安全保障委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CFSのロゴ

世界食料安全保障委員会(せかいしょくりょうあんぜんほしょういいんかい、英語: Committee on World Food Security)は、国際連合の下に設置された食料問題に関する政府間プラットフォームである。2009年に組織改革が実施されたことで、市民社会メカニズム(CSM)を通じて市民社会及び非政府組織(NGO)が政策対話に参加できるようになった[1]

組織

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ハイレベル専門家パネル

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2010年にCFSの諮問機関として、ハイレベル専門家パネル(HLPE)が設置された。運営委員会は、食料安全保障と栄養に関する様々な分野の専門家である15人の運営委員(任期2年)によって構成される。特定のテーマについてはプロジェクト・チームが組織され、科学的知見に基づく分析をしたうえで報告書が作成される。これまでには以下の報告書が提出されている[2]

  1. 価格乱高下と食料保障(2011年)
  2. 土地保有と国際農業投資(2011年)
  3. 食料保障と気候変動(2012年)
  4. 社会的保護と食料保障(2012年)
  5. バイオ燃料と食料保障(2013年)
  6. 食料保障のための小規模農業への投資(2013年)
  7. 食品廃棄と持続可能なフードシステム(2014年)
  8. 持続可能な漁業と食料保障(2014年)

脚注

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  1. ^ 食料安全保障の世界的プラットフォームが活性化される 加盟国が世界食料安全保障委員会の改革に合意 FAO(国際連合食糧農業機関)日本事務所、2009年10月20日
  2. ^ セミナー報告 国際家族農業年と人びとの食料主権ATJオルタナティブ・スタディーズ・シリーズ No.2

外部リンク

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