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世界五大医学雑誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

世界五大医学雑誌(せかいごだいいがくざっし)は、掲載する論文のインパクトファクターの高さにより国際的に信頼されている5種類の総合医学雑誌である[1]。通称・ビッグファイブ[2]、またはビッグ5[3]

有限会社医学英語総合サービスは「世界五大医学ジャーナル」[4]日本大学薬学部は「世界五大医学誌」の表記を採用する[5]。以下のインパクトファクターは、Journal Citation Reportsにて2022年6月28日に発表された2021年のもの[4]

以上4種類を世界四大医学雑誌と呼ぶこともある[10]

また、これらに『JAMA Internal Medicine』(IF=44.409)(以前はArchives of Internal Medicineと呼ばれていた)を加えて「世界六大医学雑誌」とすることもある[12]

これらはいずれも、19世紀から20世紀の初頭にかけて創刊された雑誌で、長い歴史を持つ。五大医学雑誌以外では、20世紀後半からNature Medicine (IF=87.241)、Archives of Internal Medicineなどが台頭している。また、医学の特定分野のリーダー的雑誌も存在する(Circulation、Chest、Cancerなど)。

脚注

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  1. ^ 今月のテーマ:電子ジャーナル“JAMA”“NEJM”~効果的に機能を使いこなそう!~”. 産業医科大学図書館. 2018年11月26日閲覧。
  2. ^ 雑誌の種類について”. GeniusPlus. ワンプラネット株式会社 (2018年7月25日). 2018年11月26日閲覧。
  3. ^ 北澤京子 (2009年6月16日). “世界に取り残される?日本の医学雑誌の“逆襲””. 日経メディカルOnline. 日経BP社. 2018年11月26日閲覧。
  4. ^ a b 最新のインパクトファクターの傾向”. Medical English Service. 有限会社医学英語総合サービス. 2018年7月7日閲覧。
  5. ^ 学術情報を探す”. 日本大学 薬学部. 2018年7月7日閲覧。
  6. ^ 奥村歩『MCI(認知症予備群)を知れば認知症にならない!』主婦と生活社、2014年、111頁。 
  7. ^ Botswana Medical Information”. 駐ボツワナ日本大使館. 2018年11月26日閲覧。
  8. ^ 長村洋一「機能性表示食品制度において米国のナチュラルメディシン・データベースの有する意義」『日本食品安全協会会誌』第10巻第4号、2015年、24-27頁。 
  9. ^ BMJ誌、Noom 糖尿病予防プログラムの医学的減量効果を掲載』(プレスリリース)Noom Japan株式会社、2016年9月13日。オリジナルの2018年11月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20181126180915/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000012171.html2022年8月19日閲覧 
  10. ^ 海外医学誌の日本語版が読める「日経メディカルオンライン」”. 2018年11月26日閲覧。
  11. ^ 早川敏弘「3月11日の中医研報告 早川会員の講義と実技 腰痛の現在」『中医研通信2017年5月号』、関西中医鍼灸研究会、2017年、3頁。 
  12. ^ 【アメリカ】有力医学論文、「飽和脂肪酸とトランス脂肪酸は人体に悪影響」と発表”. Sustainable Japan. 株式会社ニューラル. 2018年11月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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