世田谷区立桜丘中学校
表示
世田谷区立桜丘中学校 | |
---|---|
北緯35度38分35秒 東経139度37分46秒 / 北緯35.64308度 東経139.6295度座標: 北緯35度38分35秒 東経139度37分46秒 / 北緯35.64308度 東経139.6295度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 世田谷区 |
設立年月日 | 1947年 |
開校記念日 | 10月7日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制[1] |
学校コード | C113211200027 |
所在地 | 〒156-0054 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
世田谷区立桜丘中学校(せたがやくりつ さくらがおかちゅうがっこう)は東京都世田谷区桜丘2丁目に位置する公立中学校。自由な校風で知られる。
特色
[編集]2010年に校長として赴任した西郷孝彦(1954年- )により、数年間かけて校則や定期考査が廃止され、自由と個性を重んじる校風に改革された。具体的な例として、制服(標準服)は存在するが着用の義務はない、登校時間や髪型の規定はない、授業開始・終了のチャイムは存在しない、授業中に廊下にいてもよい(不登校生徒への配慮のため)、スマートフォンやタブレット端末の持ち込み自由、定期考査・宿題を廃止し代わりに「積み重ねテスト」(小テスト)を行う、などが挙げられる。この改革は教育界でも話題を呼び、テレビや新聞など多くのメディアに取り上げられた。さらに、文化祭「SAKURAフェスティバル」(1996年頃初開催)のほか、生徒が話をしたい教職員と二人きりで話ができる期間「ゆうゆうタイム」や、生徒会発案の「ゆかた着付け教室」、夏に校庭で行う「花火大会」など個性的な行事も数多く行われている[3]。
校風
[編集]- 自由闊達
- 自主自立
- 文武両道
心得
[編集]- 「礼儀を大切にする」
- 「出会いを大切にする」
- 「自分を大切にする」
沿革
[編集]- 1947年4月1日 - 開校。開校記念日は10月7日である。
- 1948年10月7日 - 新校舎落成式。
- 1957年 - 開校10周年記念式典。在校生に記念の文鎮を配布。
- 1967年 - 開校20周年記念式典。
- 1977年 - 開校30周年記念式典。
- 1987年 - 開校40周年記念式典。体育館で記念同窓会を実施。
- 1997年 - 開校50周年記念式典。
- 2007年 - 開校60周年記念式典。
- 2013年 - 通級指導学級「さくら学級」(現在の「すまいるルーム」)が開設。
- 2014年 - 制服(標準服)を現在のデザインに変更。
- 2017年 - 開校70周年記念式典。区内の他13校とともに合同記念式典を実施。
- 2019年 - 新年度より、中間考査と期末考査を廃止。
学校教育目標
[編集]- 聡明
- 自立
- 調和
部活動
[編集]顧問の教員の負担を軽減するため、積極的に外部の支援員を採用している。
文化系
[編集]運動系
[編集]通学区域
[編集]- 世田谷区
- 経堂1丁目1番1号・3~15号・19号、2~7番、8番1号・3~17号、9番1号・3~15号・18~20号・22号、10~41番
経堂4~5丁目全域、
- 桜丘1~5丁目全域、
- 千歳台1丁目1~10番
周辺
[編集]交通アクセス
[編集]著名な関係者
[編集]卒業生
[編集]- 稲葉善治(ファナック会長)
- 田中律子(女優、タレント)
- 小林麻央(アナウンサー、タレント)
- 小林麻耶(アナウンサー、タレント)
- 武藤嘉紀(サッカー選手)
- 諸岡裕人(サッカー選手)
- マーシュ彩
- 松永エリック・匡史(青山学院大学 教授、音楽家)
脚注
[編集]- ^ 世田谷区立学校管理運営規則 第6条
- ^ 世田谷区立学校設置条例 第2条
- ^ 西郷孝彦『校則なくした中学校たったひとつの校長ルール』pp.158-210