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下関市火の山ロープウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下関市火の山ロープウェイ
火の山駅に登る2号「かんじゅ」
火の山駅に登る2号「かんじゅ」
基本情報
現況 休止
日本の旗 日本
所在地 山口県
種類 索道
起点 壇の浦駅
終点 火の山駅
駅数 2駅
開業 1958年(昭和33年)
休止 2003年(平成15年)3月31日
営業再開 2005年(平成17年)10月
休止 2024年(令和6年)11月10日
再開 2027年(令和9年)3月(予定)
所有者 下関市(観光スポーツ文化部観光施設課)
運営者 (一社)下関市公営施設管理公社
路線諸元
路線距離 438.96m
高低差 165 m
最高速度 秒速3.0m
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下関市火の山ロープウェイ(しものせきしひのやまロープウェイ)は、山口県下関市が運営する索道路線。一般財団法人下関市公営施設管理公社に運営を委託している。設備更新のため、2024年(令和6年)11月10日で営業を終了した[1]

概要

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火の山駅の屋上より望む関門海峡関門橋方面」
1号「まんじゅ」と火の山駅

火の山の山頂付近(標高268メートル)の火の山駅と山麓側の壇の浦駅の高低差165メートルを結んでいる[2][3]

開業初年度には約55万人が利用するなど[2]、最盛期の昭和30年代は年間約50万人が利用した[3]。しかし、下関市火の山パークウェイの開通や観光客の減少で利用客が減少し[3]、1990年代後半には年間乗客数が10万人を割り込むようになった[2]。そのため2003年(平成15年)3月31日限りで運行休止となった[3]

その後、運行形態を季節運行として、2005年(平成17年)10月から実証実験を開始した[2][3]。そして2007年(平成19年)からは運行期間を3月から11月までとして営業を再開した[3]

しかし、老朽化により、2024年(令和6年)11月で現在の形態での営業を終了することを決定、2024年(令和6年)11月10日の運行を持って営業を終了した[1]。索道としては完全な廃止ではなく、2027年3月を目処に新たにパルスゴンドラ(固定循環式ゴンドラ)により運行が再開される予定である[2]

路線データ

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  • 全長:438.96m[3]
  • 走行方式:3線交走式[3]
  • 運転時分:4分[3]
  • 駅数:2駅(起終点駅を含む)[3]
  • 運転速度:秒速3.0m[3]
  • 高低差:165m[3]
  • 最急勾配:29°05″[3]
  • 支柱基数:なし[3]

駅一覧

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

搬器

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運行休止直前は、1978年大阪車輌工業製の搬器(定員31名)2台を使用していた[3]。塗装はオレンジ色。「満珠島・干珠島」にちなんで1に「まんじゅ」、2に「かんじゅ」の愛称が付けられている。

運行形態

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運行休止までは3月中旬から11月下旬までの間、火・水曜日を除き、10時から17時まで20分間隔(毎時00, 20, 40分発)で運行されていた[3]。ただし、夜間運行や延長運行を行う日もあった[2]

接続路線

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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