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下井隆史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下井 隆史
人物情報
生誕 1932年????
日本の旗 日本東京府
国籍 日本の旗 日本
出身校 神戸大学法学部
子供 下井康史
学問
時代 1959年 - 2009年
研究分野 労働法
研究機関 神戸大学
影響を与えた人物 加藤智章
学会 日本労働法学会
主な受賞歴 瑞宝中綬章
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下井 隆史(しもい たかし、1932年 - )は、日本法学者。専門は労働法学位は、博士(法学)神戸大学・1992年)。神戸大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授。元日本労働法学会代表理事

人物・経歴

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東京府生まれ。1951年京都府立西舞鶴高等学校卒業。1956年神戸大学法学部卒業。1958年同大学院法学研究科修士課程修了。

熊本商科大学助手。1959年同専任講師。1964年同助教授。1965年神戸商科大学教授。1970年甲南大学法学部教授。1974年同法学部長。1974年北海道大学法学部教授。1982年神戸大学法学部教授。1983年法務省司法試験考査委員。1990年同法学部長。1991年から1994年まで放送大学客員教授。1992年神戸大学より博士(法学)学位を取得、1992年法務省司法試験考査委員。1994年日本労働法学会代表理事神戸大学附属図書館長。1996年定年退官、神戸大学名誉教授[1][2][3]大阪学院大学法学部法学科教授[4]。2004年同法科大学院教授。2014年法科大学院募集停止に伴い退職。同名誉教授。[5]

2011年11月瑞宝中綬章受章[6]

子息に行政法学者下井康史がいる。

著作

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著書

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  • 『労働基準法入門』総合労働研究所 1975年
  • 『労働法を学ぶ人のために』(久保敬治と共著)世界思想社 1975年、増補版 1982年、増補 1984年
  • 『労働法再入門』(保原喜志夫, 山口浩一郎と共著)有斐閣 1977年
  • 『労働基準法』日本労働協会 1978年
  • 『コンメンタール労働基準法』(共著)有斐閣 1979年
  • 『労働組合法の理論課題 : 久保敬治教授還暦記念論文集』(浜田富士郎と共編)世界思想社 1980年
  • 『論点再考労働法』(保原喜志夫,山口浩一郎と共著)有斐閣 1982年
  • 『国営・公営企業の労働関係法』(安枝英訷, 香川孝三ほかと共著)有斐閣 1985年
  • 『労働契約法の理論』神戸大学研究双書刊行会 1985年
  • 『ワークブック労働法 : 設問と解説』(山口浩一郎と共編)有斐閣 1988年
  • 『雇用関係法』有斐閣 1988年
  • 『労働基準法』有斐閣 1990年、第2版 1996年、第3版 2001年、第4版 2007年、第5版 2019年
  • 『労働法』放送大学教育振興会 1991年
  • 『労使関係法』有斐閣 1995年
  • 『労働法』有斐閣 1998年、第2版 2000年、第3版 2003年、第4版 2009年
  • 『労働法の基本問題 : 沼田稲次郎先生還暦記念 下巻』(沼田稲次郎先生還暦記念論文集発起人会編, 共著)総合労働研究所 1974年
  • 『企業のための労働契約の法律相談』(松下守男, 渡邊徹, 木村一成と共編)青林書院 2011年

訳書

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記念論文集

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  • 西村健一郎ほか編集代表『新時代の労働契約法理論 : 下井隆史先生古稀記念』信山社 2003年

脚注

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  1. ^ 労働基準法紀伊國屋書店
  2. ^ 「目次 - 」神戸大学大学院法学研究科
  3. ^ 「労働契約法の理論 下井, 隆史, 1932- シモイ, タカシ」CiNii
  4. ^ 下井 隆史 シモイ タカシ | Shimoi TakashiJ-GLOBAL
  5. ^ 以上につき、「下井隆史先生略歴」『新時代の労働契約法理論』信山社出版、2003.3、巻末p1以下
  6. ^ 平成23年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 10 (2011年11月3日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月6日閲覧。
先代
坂本重雄
日本労働法学会代表理事
1994年 - 1996年
次代
角田邦重