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上野空大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上野空大
基本情報
本名 上野 空大(うえの くうと)
通称 北のプラチナボーイ[1]
階級 ライト級
身長 181cm
体重 62.5kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (2004-03-05) 2004年3月5日(20歳)
出身地 北海道の旗北海道恵庭市
家族 上野奏貴(弟)
所属 K-1ジム大宮(2021.11-2023.9)
kickboxing gym SHINYUUKI+(2023.10-)
スタイル キックボクシングオーソドックス
プロキックボクシング戦績
総試合数 5
勝ち 4
KO勝ち 2
敗け 1
テンプレートを表示
上野空大
YouTube
チャンネル
活動期間 2016年4月25日 -
ジャンル スポーツ
登録者数 3950人
総再生回数 約161万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年10月2日時点。
テンプレートを表示

上野 空大(うえの くうと、2004年3月5日 - )は、日本キックボクサー北海道恵庭市出身。kickboxing gym SHINYUUKI+所属。弟はK-1選手の上野奏貴

来歴

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2004年北海道恵庭市に生まれ[2]、3歳の時に極真空手師範の父親の元で空手を始めた[2][3]2008年5月23日に札幌市東区体育館で開催された第2回月例杯ジュニア空手道新人戦[4]で上野(当時4歳)の空手デビュー戦となった[注 1][5]2011年恵庭市立若草小学校2年の時に第4回清武館空手道選手権大会 小学生Aクラス 2年の部で優勝[6]。5年の時に全日本青少年空手道選手権大会の小学5年男子軽量級で準優勝し、自身初の全国大会で入賞した[7][8]2016年恵庭市立柏陽中学校に進学し、2年の時に第1回ジャパンアスリートカップの中2男子の部(55kg未満)で3位[9]、3年の時にはカラテドリームフェスティバル2018国際大会の中学3年男子で3位になった[10]2019年北海道恵庭北高等学校に進学した。

キックボクシング転向

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高校3年の夏にK-1ジム大宮の姜宗憲代表から誘われ練習参加するようになり[2]、秋に姜代表からの勧めでK-1に転向[3]

2022年、高校卒業して4月から北海道を離れ、K-1ジム大宮がある埼玉県で一人生活をしながら活動することになった[2]。K-1アマチュア大会で5大会連続優勝[注 2][11]、K-1アマチュア大会で16戦無敗の成績が評価され、K-1AWARDS2022でアマチュア最優秀選手賞を獲得[2]

2023年3月に試合の1Rで左足の中指と薬指を骨折しながらも判定勝ちしプロデビュー戦を勝利で飾った[2]。10月から北海道で活動するため地元の恵庭に戻った[12]

2024年、地元に戻ってからは3月に勝利した。7月には弟の奏貴と同じK-1MAXの舞台に立ち、プレリミナリーファイト最終戦で兄・空大がKO勝利した[13]。弟の奏貴も第1戦でKO勝利をしていたこともあり、兄弟でKO勝利を飾った。9月、Krush.165で元Krushライト級王者のゴンナパーと対戦決まっていたが、試合前日の計量で契約体重62.5kgから1.65kgオーバーで両陣営の協議の末、条件付きの試合[注 3]が行われることになった[14]。2R終盤にゴンナパーの左フックで上野がダウンし、棒立ち状態で一方的に打たれる状態が続き何とか2R終了[14]。3Rの0分19秒で再びダウンを奪われ、セコンドがタオルを投げ入れ、上野がTKO負けとなった[14]。キックボクシングで無敗だった上野が3年ぶりの敗戦となった[15]

人物

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  • 幼少期から始めたフルコンタクト空手では通算70大会で優勝「フルコンタクト空手70冠」を果たした[16]
  • 家族は両親、三歳下の弟・上野奏貴と六歳下の妹の三人兄妹で共に空手家[3]で兄妹三人とも空手の全日本チャンピオンを経験。父親は極真空手師範で空手道 真結氣(しんゆうき)[注 4][17]、kickboxing gym SHINYUUKI+[18]の代表を務めている。
  • 弟妹の三人でYouTubeチャンネル「空手家上野三兄妹【世界一へ】」を配信している。三人で撮影し、兄の空大は主に動画編集を担当している[19]
  • 小さい頃、空大と奏貴の二人でトロフィーを使ってチャンバラごっこしていたとき、トロフィーを破損してしまい怒られたことがあった[20]
  • K-1ジム大宮の姜代表は「ヘビー級のピーター・アーツアーネスト・ホースト、ミドルの魔裟斗武尊がK-1のアイコンでしたが、今後はライト級の彼(上野空大)になる」と言われた[3]

戦績

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プロキックボクシング

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キックボクシング 戦績
5 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
4 2 2 0 0 0
1 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ゴンナパー・ウィラサクレック 3R 0分19秒 TKO[21] Krush.165 2024年9月28日
河北"KONG"光生 1R 2分6秒 KO[22] K-1 WORLD MAX 2024 2024年7月7日
龍之介 3R終了 判定3-0[23] K-1 WORLD MAX 2024 2024年3月20日
井上修一 2R 2分59秒 TKO[24] K-1 WORLD GP 2023 2023年7月17日
竜義 3R終了 判定3-0[25] K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~ 2023年3月12日

アマチュアキックボクシング

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キックボクシング 戦績
16 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
16 1 13 2 0 0
0 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
鳰翼 判定3-0 「第13回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~」チャレンジAクラス -65㎏ 決勝 2022年9月18日
鳰陽斗 判定3-0 「第13回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~」チャレンジAクラス -65㎏ 準決勝 2022年9月18日
北村延広 判定3-0 「第47回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 決勝 2022年7月24日
茶圓吏久 判定3-0 「第47回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 準決勝 2022年7月24日
松澤聡羅 判定3-0 「第47回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 一回戦 2022年7月24日
鳰翼 判定3-0 「第44回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 決勝 2022年5月15日
鳰陽斗 判定3-0 「第44回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 準決勝 2022年5月15日
吉田圭伍 不戦勝 「第44回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 二回戦 2022年5月15日
藤平琉矢 不戦勝 「第44回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント&ワンマッチ~」チャレンジAクラス -65㎏ 一回戦 2022年5月15日
河村恵右 KO 「第12回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 決勝 2022年3月20日
宮原司 判定3-0 「第12回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 準決勝 2022年3月20日
Madaliev Bakhodir 判定3-0 「第12回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 一回戦 2022年3月20日
青木瑚晟 判定3-0 「第40回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 決勝 2021年11月14日
Madaliev Bakhodir 判定3-0 「第40回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 準決勝 2021年11月14日
荒川大樹 判定3-0 「第40回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 二回戦 2021年11月14日
JAIME GUZMAN 判定3-0 「第40回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント~」チャレンジBクラス -65㎏ 一回戦 2021年11月14日

獲得タイトル

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アマチュアキックボクシング
  • 第13回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65㎏ 優勝[26][27]
  • 第12回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス -65㎏ 優勝[28]
  • 第44回・第47回K-1アマチュア全日本大会 東日本予選 チャレンジAクラス -65㎏ 優勝[27][29][30]
  • 第40回K-1アマチュア全日本大会 東日本予選 チャレンジBクラス -65㎏ 優勝[31]
フルコンタクト空手
  • フルコンタクト空手70冠[16]
  • 第26回オープントーナメントグランドチャンピオン決定戦 全日本少年少女空手道選手権大会 高校2・3年生男子軽量級の部 優勝[32]
  • 第14回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 高校男子70kg未満 優勝[33]
  • 全北海道空手道選手権大会 高校男子軽量級 優勝[34]
  • 第4回清武館空手道選手権大会 小学生Aクラス 2年の部 優勝[6]

表彰

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  • K-1 AWARDS 2022 アマチュア最優秀選手賞[35]
  • 第13回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス MVP[26]
  • 第47回K-1アマチュア全日本大会 東日本予選 チャレンジAクラス MVP[36]
  • 第40回K-1アマチュア全日本大会 東日本予選 チャレンジBクラス MVP[31]

脚注

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注釈
  1. ^ 空手デビュー戦は0-5の判定負けだった。
  2. ^ 出場したアマチュア大会「第40回(2021.11)第44回(2022.5)第47回(2022.7)K-1アマチュア全日本大会 東日本予選、第12回(2022.3)第13回(2022.9)K-1アマチュア全日本大会」を指す。
  3. ^ ゴンナパーは減点2からスタート・上野8オンスでゴンナパー10オンスのグローブを使用・ゴンナパーはファイトマネーから30%没収
  4. ^ 2011年6月、上野空大の父親が恵庭市に設立した道場。
出典
  1. ^ 北のプラチナボーイ・上野空大、K-1年間最大イベントK’FESTA6でいよいよデビュー! 2023年2月9日 K-1ジム大宮 2024年3月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f K-1の昨年度アマMVP上野空大「北海道から世界王者に」・・・17日・K-1ワールドGPでプロ2戦目 2023年7月9日 スポーツ報知 2024年3月15閲覧。
  3. ^ a b c d 上野空大、北海道初K1世界王者へ17日にプロ2戦目「自分の存在をアピールしないといけない」 2023年7月7日 日刊スポーツ 2024年3月15日閲覧。
  4. ^ 第2回 月例杯 ジュニア空手道新人戦 空手道 水滸會 丈夫塾 2024年3月19日閲覧。
  5. ^ 【神回】上野三兄妹の空手のデビュー戦!初公開! 0:43- 2020年3月12日 空手家上野三兄妹【世界一へ】 2024年3月19日閲覧。
  6. ^ a b 第四回清武館空手道選手権大会 2011年 国際武道教育推進連盟本部 空手道 清武館 2024年3月16日閲覧。
  7. ^ 【合計〇〇〇〇個】三兄妹のこれまで獲ったトロフィーの数数えたらヤバすぎたww 8:35- 2020年12月12日 空手家上野三兄妹【世界一へ】 2024年3月19日閲覧。
  8. ^ 2014全日本青少年空手道選手権大会 小学5年生男子軽量級 決勝戦 2014年5月1日 kyokushinkanmovie 2024年3月19日閲覧。
  9. ^ 第1回ジャパンアスリートカップ 大会結果 2018年2月13日 WKO JAPAN 2024年3月16日閲覧。
  10. ^ 二日目組手成績” (PDF). 新極真会. p. 14 (2018年). 2024年3月16日閲覧。
  11. ^ 「K-1 AWARDS 2022」最優秀選手賞は軍司泰斗!ベストバウトは金子晃大vs玖村将史、ベストKOは大和哲也が受賞 2023年2月2日 K-1 2024年3月16日閲覧。
  12. ^ いつも応援してくださる皆様にご報告させていただきます。 2023年9月30日 上野空大 X.com 2024年3月15日閲覧。
  13. ^ 上野空大も圧巻のKO!上野兄弟がインパクト残す 2024年7月7日 GONG 2024年7月7日閲覧。
  14. ^ a b c 【Krush】体重超過のゴンナパーが一方的な試合で上野空大にTKO勝ち 2024年9月28日 GONG 2024年10月2日閲覧。
  15. ^ 3年ぶりの敗北 2024年9月30日 上野空大 X.com 2024年10月2日閲覧。
  16. ^ a b 【K-1】フルコンタクト空手“70冠”上野空大がアマチュア大会チャレンジAクラスで優勝、プロへ一歩近づく 2022年5月24日 GONG 2024年3月16日閲覧。
  17. ^ 少年団紹介 恵庭市 2024年3月16日閲覧。
  18. ^ この度2024年4月より北海道恵庭市にて「kickboxing gym SHINYUUKI+」をオープン致します 2024年2月1日 kickboxing gym SHINYUUKI+Instagram 2024年3月16日閲覧。
  19. ^ 恵庭市の空手道・真結氣 代表一家の上野3きょうだいが引っ張る・・・北海道で活動する教室など紹介 2021年9月24日 スポーツ報知 2024年7月17閲覧。
  20. ^ 【合計〇〇〇〇個】三兄妹のこれまで獲ったトロフィーの数数えたらヤバすぎたww 9:36- 2020年12月12日 空手家上野三兄妹【世界一へ】 2024年7月17日閲覧。
  21. ^ 試合結果 2024年9月 K-1 2024年9月28日現在。
  22. ^ 試合結果 2024年7月 K-1 2024年7月10日閲覧。
  23. ^ 試合結果 2024年3月 K-1 2024年7月10日閲覧。
  24. ^ 試合結果 2023年7月 K-1 2024年7月10日閲覧。
  25. ^ 試合結果 2023年3月 K-1 2024年7月10日閲覧。
  26. ^ a b 第13回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~ 優勝者一覧 2022年 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。
  27. ^ a b 上野 空大 獲得タイトル K-1 2024年3月15日閲覧。
  28. ^ 第12回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~ 優勝者一覧 2022年 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。
  29. ^ 第44回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(チャレンジ)&ワンマッチ~ 優勝者一覧 2022年 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。
  30. ^ 第47回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(キッズ・ジュニア・マスターズ)&ワンマッチ~ 優勝者一覧 2022年 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。
  31. ^ a b 第40回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(チャレンジ)&ワンマッチ~ 優勝者一覧 2021年 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。
  32. ^ 【速報】第26回 オープントーナメント グランドチャンピオン決定戦 ・全日本少年少女空手道選手権大会 2021年6月26日 極真会館関西総本部 2024年3月16日閲覧。
  33. ^ 【速報】第14回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会大会結果 2020年12月20日 全日本空手審判機構 2024年3月16日閲覧。
  34. ^ 2019全北海道空手道選手権大会” (PDF). WKOJAPAN. p. 19 (2019年). 2024年3月16日閲覧。
  35. ^ 「K-1 AWARDS 2022」最優秀選手賞は軍司泰斗!ベストバウトは金子晃大vs玖村将史、ベストKOは大和哲也が受賞 2023年2月2日 K-1 2024年3月15日閲覧。
  36. ^ 全日本大会への出場をかけて全104選手がトーナメントにエントリー!GENスポーツパレスにて「第47回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(キッズ・ジュニア・マスターズ)&ワンマッチ~」を開催 2022年7月25日 K-1 AMATEUR 2024年3月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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