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上田誠吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上田 誠吉(うえだ せいきち、1926年9月8日 - 2009年5月10日)は、日本弁護士社会運動にも積極的にかかわった。

経歴

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兵庫県神戸市生まれ。1929年東京へ転居し、1933年麹町小学校に入学[1]。その後、旧制武蔵高等学校尋常科・高等科を経て、1948年東京大学法学部卒。在学中に兵役、敗戦を迎える。50年弁護士登録、東京弁護士会自由法曹団に加わる。メーデー事件や松川事件白鳥事件などで弁護を担当。宮澤・レーン事件についての著作もある。74-84年自由法曹団団長。

父は内務官僚上田誠一地球物理学者上田誠也は弟。

著書

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  • 国家の暴力と人民の権利 新日本出版社、1973.
  • 南朝鮮の治安立法と人権問題 「朝鮮問題」懇話会、1976.7. 「朝鮮問題」学習・研究シリーズ
  • 裁判と民主主義 大月書店、1979.11.
  • ある内務官僚の軌跡 大月書店、1980.4.
  • 昭和裁判史論 治安維持法と法律家たち 大月書店、1983.10.
  • 戦争と国家秘密法 戦時下日本でなにが処罰されたか イクォリティ、1986.3.
  • ある北大生の受難 国家秘密法の爪痕 朝日新聞社、1987.9.
  • 時代の国家秘密法 大月書店、1987.1.
  • 人間の絆を求めて 国家秘密法の周辺 花伝社、1988.7.
  • いま、帝の国の人権 花伝社、1989.11.
  • 治安立法と裁判 1990.1. 新日本新書
  • 人々とともに 弁護士40年の歩み(1950~1990) 光陽出版社、1990.5.
  • 見えてきた秘密警察 緒方宅電話盗聴事件 花伝社、1995.5. 日本無責任時代
  • 司法官の戦争責任 満洲体験と戦後司法 花伝社、1997.5.
  • 『国家秘密法の周辺 人間の絆を求めて』2013年5月 花伝社 ISBN 978-4-7634-0664-4

共著

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参考

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脚注

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  1. ^ 『ある内務官僚の軌跡』上田誠吉著 大月書店 1980