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上甫木昭春(かみほぎ あきはる、1954年 - )は、日本の造園学者。大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授。学術博士。専門分野は、緑地計画および地域生態学[1]。大阪府、兵庫県、神戸市、豊中市、吹田市、大阪狭山市などにおいて、土地利用審査会、河川審議会、都市計画審議会、環境審議会、文化財審議会などの委員を務める。社会的活動は「大阪湾見守りネット」や「阪神・都市ビオトープフォーラム」など。
鹿児島県生まれ。1979年大阪府立大学大学院農学研究科農業工学専攻修士課程修了後、株式会社景観設計研究所、兵庫県立人と自然の博物館などを経て現職。
主な著書として、『検証・学校ビオトープ』(大阪公立大学共同出版会、2009)、『大阪湾の自然と再生』(大阪公立大学共同出版会、2008)、『生態学からみた里やまの自然と保護』(講談社、2005)、『農学から地域を考える』(大阪公立大学共同出版会、2003)、『身近な森の歩き方』(文英堂、2003)などを分担執筆。
平成26・27年度、日本造園学会関西支部長。
- ^ 『地域生態学からのまちづくり共生環境のマネジメント』(学芸出版会、2009年)
日本造園学会関西支部長 |
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関西支部長 |
- 堤久雄(大阪府立大学:昭和41・42年度)
- 岡崎文彬(京都大学:昭和43・44年度)
- 久保貞(大阪府立大学:昭和45・46年度)
- 久保貞(大阪府立大学:昭和47・48年度)
- 高橋理喜男(大阪府立大学:昭和49・50年度)
- 近藤公夫(奈良女子大学:昭和51・52年度)
- 中村一(京都大学:昭和53・54年度)
- 加藤退介(九州大学:昭和55年度)
- 久保貞(大阪府立大学:昭和56年度)
- 高橋理喜男(大阪府立大学:昭和57・58年度)
- 畔柳鎮(岡山大学:昭和59・60年度)
- 新田伸三(名城大学:昭和61・62年度)
- 武居二郎(京都造形芸術短期大学:昭和63・平成元年度)
- 鈴木登(近畿大学:平成2・3年度)
- 杉本正美(九州芸術工科大学:平成4年度)
- 清水正之(大阪芸術大学:平成5・6・7年度)
- 千葉喬三(岡山大学:平成8・9年度)
- 吉田博宣(京都大学:平成10・11年度)
- 藤田好茂(景観設計研究所:平成12・13年度)
- 尼崎博正(京都造形芸術大学:平成14・15年度)
- 森下元之(大阪市:平成16・17年度)
- 森本幸裕(京都大学:平成18・19年度)
- 増田昇(大阪府立大学平成20・21年度)
- 宮前保子(スペースビジョン研究所:平成22・23年度)
- 若生謙二(大阪芸術大学:平成24・25年度)
- 上甫木昭春(大阪府立大学:平成26・27年度)
- 田中充(国際花と緑の博覧会記念協会:平成28・29年度)
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