上條安里
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(上条安里から転送)
上條 安里(じょうじょう あんり、1962年 - )は、日本のセットデザイナー[1]。東京都生まれ[1]。美術デザイン会社サンク・アールデザイン部所属・取締役副社長[2]。
来歴
[編集]テレビCMの美術を担当していたが、『7月7日、晴れ』で映画の美術デザインに初参加。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞、第60回毎日映画コンクール美術賞を受賞。アニメ映画『サマーウォーズ』ではインターネット上の仮想世界“OZ”の美術を担当した。
作品
[編集]- 7月7日、晴れ (1996年)
- ジュブナイル (2000年)
- Returnerリターナー (2002年)
- ALWAYS 三丁目の夕日 (2005年)
- ALWAYS 続・三丁目の夕日 (2007年)
- K-20怪人二十面相・伝 (2008年)
- サマーウォーズ (2009年、OZ美術デザイン)
- BALLAD 名もなき恋のうた (2009年)
- SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010年)
- ワイルド7 (2011年)
- ALWAYS 三丁目の夕日'64 (2012年)
- おおかみこどもの雨と雪 (2012年、美術設定)
- 永遠の0 (2013年)
- バケモノの子 (2015年、美術設定)
- 海賊と呼ばれた男 (2016年)
- DESTINY 鎌倉ものがたり (2017年)
- 映画ドラえもん のび太の宝島 (2018年、3Dデザイン)
- 竜とそばかすの姫(2021年、美術設定)
- ゴジラ-1.0(2023年)
- 映画ドラえもん のび太の地球交響楽(2024年、コンセプトデザイン)
受賞歴
[編集]- ACC特別賞美術賞(1999年)
- 第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞(『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 第60回毎日映画コンクール美術賞(『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 第38回日本アカデミー賞最優秀美術賞(『永遠の0』)[3]
- 第78回毎日映画コンクール 美術賞(『ゴジラ-1.0』)[4]
- 第47回日本アカデミー賞最優秀美術賞(『ゴジラ-1.0』)[5][6]
脚注
[編集]- ^ a b 第29回日本アカデミー賞優秀作品、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月18日閲覧。
- ^ 上條 安里(制作事例)|映画・CM・プロモーションビデオ・美術セット制作会社 | サンク・アール[CINQ-ART]、2015年1月18日閲覧。
- ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年2月28日閲覧。
- ^ “「せかいのおきく」毎日映画コンクールで3冠、主演賞は鈴木亮平と杉咲花”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月19日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ “『第47回 日本アカデミー賞』受賞者・作品発表 授賞式司会は羽鳥慎一、岸井ゆきの【コメント全文】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年1月25日). 2024年1月25日閲覧。
- ^ “『ゴジラ-1.0』作品賞など最多8冠で圧倒!山崎貴監督ガッツポーズ”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2024年3月8日). 2024年3月8日閲覧。