上村陽道
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上村 陽道(うえむら ようどう、1947年 - )は、着物、紙布作家、陶芸家。京都府出身。
人物
[編集]織元であった両親の間に生まれ、幼少の頃より機織に親しみ育つ。手漉和紙に墨絵を描き、それを細く裁断した糸を緯糸に、経糸に絹糸を織り込む技法で、「墨彩紙布」という帯を創作。以来、様々なタイプの紙布の着物と帯を創作、発表。同時に、京焼の陶器を全国で発表。
略歴
[編集]- 1965年:西陣織元にて見習い修行を始める。その後、多数の西陣織帯をデザイン、発表する。
- 1975年:陶芸家芦田直人に師事。
- 1980年:陶芸家梅原武平の下で作陶。
- 1992年:陶房「陽道庵」を開窯。かねてから試作中であった紙布織りを発表。
- 2007年:「陽道庵」を京都陽道庵と改める。陶器、紙布織りを全国で発表。