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上村武男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上村 武男(うえむら たけお、1943年昭和18年〉2月28日 - 2024年〈令和6年〉7月28日)は、日本の文芸評論家作家神職。元水堂幼稚園長。

生涯

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兵庫県尼崎市生まれ。1969年國學院大學文学部中退。2005年度尼崎市文化功労賞(文学)受賞。

水堂須佐男神社宮司を2014年6月まで務め、同月より名誉宮司となった[1]。2017年、奉職にとどまらない旺盛な著述活動が評され、神道文化賞を受賞した[2][3]

親族

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著書

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  • 『帰命ー上村武男詩集』1966
  • 『地に芽ぐむものー父と子の往復書簡』1972
  • 高村光太郎 高貴なる生の廃屋』弓立社、1975
  • 『帰巣者の悲しみ 死をめぐる短章』弓立社、1978
  • 吉本隆明手稿』弓立社、1978
  • 『少年のたそがれ』つぼた印刷 1983
  • 『哲学徒と詩人 西田幾多郎をめぐる短い生の四つの肖像』編集工房ノア、1985
  • 『<気配>論 自覚線上における西田幾多郎』白地社 白地叢書、1986
  • 『伝記する歌』白地社、1987
  • 梶井基次郎落日の比喩』編集工房ノア、1988 大阪文学叢書
  • 『西田幾多郎過程する球体 『善の研究』論』行路社、1988
  • 『山陰を旅する人たち 山川登美子から種田山頭火まで』編集工房ノア、1989
  • 『続・山陰を旅する人たち』編集工房ノア、1990
  • 『生きる歓び生きる悲しみ ある幼稚園長の土曜通信』編集工房ノア、1992
  • 『春の欄干 若き日の祖母をたずねて』編集工房ノア、1997
  • 『千鳥月光に顕つ少女』編集工房ノア、2002
  • 『かなしみの陽だまり 歌集』白地社、2008
  • 『戦中講話 ある神官の戦争』尼崎印刷 (印刷製本)、2009
  • 『災害が学校を襲うとき ある室戸台風の記録』創元社、2011
  • 『ふかい森の奥の池の静謐 古代・祝詞・スサノオ』白地社 叢書l’esprit nouveau、2011
  • 『形なきものの影―上村武男写真文集』白地社、2015[4]
  • 『遠い道程 わが神職累代の記』人間社、2017
  • 『真淵』人間社、2019
  • 『自画像』ファイバージャパン、2021
  • 写真集『山陰風土記』今井出版、2023
  • 自筆年譜『浪漫ゴリラの魂の遊歴』2024

編纂

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  • 『水堂幼稚園五十年誌 写真集 1947~1996』編 水堂学園水堂幼稚園、1996
  • 『須佐男神社震災復興記念誌 被災から復興までの四年間の記録 1995-1999』編 水堂須佐男神社震災復興実行委員会、1999
  • 上村秀男『大正の小さな日記帳から』編 編集工房ノア、2000 ノアコレクション
  • 『全記録わが町いまむかし展 尼崎水堂立花ひとつの地域図誌』編 水堂須佐男神社、2005 

監修

・『尼崎の今昔』郷土出版社、2009

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 上村秀嗣 (2015年9月12日). “宮司の自己紹介”. 水堂須佐男神社. 兵庫県尼崎市の水堂須佐男神社のブログ. 水堂須佐男神社. 2021年9月28日閲覧。
  2. ^ 上村秀嗣 (2017年5月31日). “神道文化賞受賞”. 水堂須佐男神社. 兵庫県尼崎市の水堂須佐男神社のブログ. 水堂須佐男神社. 2021年9月28日閲覧。
  3. ^ a b 平成28年度被表彰者”. 神道文化会. 神道文化会被表彰者一覧. 一般財団法人神道文化会. 2021年9月28日閲覧。
  4. ^ 上村秀嗣 (2015年12月4日). “名誉宮司が本を出しました。”. 水堂須佐男神社. 兵庫県尼崎市の水堂須佐男神社のブログ. 水堂須佐男神社. 2021年9月28日閲覧。

出典サイト

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参考文献

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  • 『現代日本人名録』2002、日外アソシエーツ