コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

上与板駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上与板駅
上与板駅跡。休憩所の前にはレールが埋め込まれ、線路の模様がデザインされている。(2012年4月12日撮影)
かみよいた
Kami-yoita
槇原 (1.7 km)
(1.5 km) 与板
地図
所在地 新潟県三島郡与板町大字与板
北緯37度32分8.2秒 東経138度48分28.6秒 / 北緯37.535611度 東経138.807944度 / 37.535611; 138.807944座標: 北緯37度32分8.2秒 東経138度48分28.6秒 / 北緯37.535611度 東経138.807944度 / 37.535611; 138.807944
所属事業者 越後交通
所属路線 長岡線
キロ程 20.9 km(来迎寺起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1928年(昭和3年)5月6日
廃止年月日 1975年(昭和50年)4月1日
テンプレートを表示

上与板駅(かみよいたえき)は、かつて新潟県三島郡与板町(現長岡市)大字与板に所在した越後交通長岡線廃駅)である。

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線の地上駅の有人駅で小さな駅舎があった。

歴史

[編集]

上与板駅が開業するまでは与板町には北部に与板駅が所在するのみであり、長岡駅とを結ぶ路線バスが敷かれていなかった当時は南部の利用客にとって不便極まりないものであった。この為、南部の上与板地区(字柳之町)への駅建設が長年望まれており、1928年昭和3年)に開業した。4年後の1932年(昭和7年)には、長岡鉄道による与板から長岡駅前へ至る路線バスが開業している。

駅周辺

[編集]

駅は町の南端に所在し中心部から若干離れていた為、開業当初は田畑が広がり住宅は少なかった。その後は駅が所在する事から住宅は増加したものの、公的機関や商店街が駅前に形成されるには至らなかった。

駅跡地

[編集]

駅舎は1983年に取り壊され、周辺には県営アパートが建設された。その後もレールや架線柱が往時のまま残っていたが、2007年に全て撤去され更地となった。その後2011年に遊歩道化されて休憩所ができた。

隣の駅

[編集]
越後交通
長岡線
槇原駅 - 上与板駅 - 与板駅

関連項目

[編集]