コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

三重紀北農業協同組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三重紀北農業協同組合(みえきほくのうぎょうきょうどうくみあい、通称:JA三重紀北)は、かつて存在した農業協同組合三重県尾鷲市に本店を置いていた。

沿革

[編集]

農協の広域化の流れを受け、1989年平成元年)2月1日に三重県紀北地区の3農協(尾鷲市農業協同組合紀伊海山町農業協同組合紀伊長島町農業協同組合)が合併し発足[1]

バブル崩壊で発生した多額の不良債権などのため経営が悪化、三重県JAグループから 2000年(平成12年)に約10億円[2]2002年(平成14年)に約20億円[3]の支援を受ける。

しかし経営は改善せず自主再建は無理と判断、2005年(平成17年)12月1日伊勢農業協同組合に吸収合併[4]

脚注

[編集]
  1. ^ 1988年5月1日 中日新聞 朝刊 三重版 記事「新組織へ固い握手 合併予備契約に調印 三重・紀北地区の3農協」
  2. ^ 2000年7月1日 中日新聞 朝刊 三重版 記事「紀北農協 農協系基金が10億円贈与 県中央会が再建策 大幅に合理化 支店統合や人員削減 不良債権は20億円」
  3. ^ 2002年2月21日 中日新聞 朝刊 三重版 記事「三重紀北農協に追加支援 深刻な経営難浮き彫り 6億円組合員増資求める」
  4. ^ 2005年8月18日 中日新聞 朝刊 三重版 記事「JA伊勢が合併承認 JA三重紀北を吸収 12月の発足決まる」

関連項目

[編集]