三重大医学部集団レイプ事件
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三重大医学部集団レイプ事件は、1999年に三重大学医学部の学生が集団でセクシャルハラスメントを実行した事件のことである[1]。
事件の経過
[編集]1999年3月~5月の新歓コンパシーズンに、参加女性に酒を飲ませ、野球拳で服を脱がすことを強要した上で、胸を揉んだり裸の女子学生を逆さ吊りにしたりといったわいせつ行為をしていた。[要出典]被害者は4人である[1]。この件で5人が退学、4人が無期停学、厳重注意が4人という処分が出る[1]。13人は全員医学部生。しかし、大学側は刑事事件的要素を認めつつもセクハラと位置付け、被害者のプライバシーを盾にわいせつ行為や強姦行為があったかどうかさえ明かす事は無かった。その後、退学処分を受けた1人が「野球拳の時には自分は既に帰宅していた」として、大学に退学処分取消を求めて訴訟を起こす。[要出典]野球拳の事とテニス部の合宿先で女子学生のベッドに入り込んだとされて退学処分となっていたが、2003年8月に津地方裁判所は事実誤認の認定と大学の裁量権の乱用を理由に取消を命じた[2]。2004年6月に名古屋高等裁判所は、野球拳を煽ったと認め、途中で帰っても責任は生じるとして[要出典]一審判決を取り消した[3][4]。
その後
[編集]事件に関与していた元学生たちは、裁判中に次々と離脱していった。その内の3人、Tは岡山大学医学部に、AとSの2人は琉球大学医学部に再入学した。後に3人は医師免許を取得し、それぞれ岡山県、沖縄県の病院で医師として勤務している[要出典][5]。