三重マリンセンター海の学舎
三重マリンセンター海の学舎 | |
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施設情報 | |
旧名称 | 岐阜マリンスポーツセンター |
正式名称 | 三重マリンセンター海の学舎 |
用途 | 宿泊研修施設 |
収容人数 | 60人 |
建築主 | 岐阜県 |
事業主体 | 株式会社マリーナ河芸 |
管理運営 | 株式会社マリーナ河芸 |
所在地 |
〒510-0303 三重県津市河芸町東千里854-3 |
位置 | 北緯34度47分57秒 東経136度33分46.7秒 / 北緯34.79917度 東経136.562972度座標: 北緯34度47分57秒 東経136度33分46.7秒 / 北緯34.79917度 東経136.562972度 |
三重マリンセンター海の学舎(みえマリンセンターうみのまなびや)は、三重県津市にある株式会社マリーナ河芸が運営する宿泊研修施設。旧称は岐阜マリンスポーツセンター(ぎふマリンスポーツセンター)であり、岐阜県が運営する公共施設であった。
内陸県である岐阜県が、県民が海と触れ合うことができる施設として、三重県に開設した施設であった。マリンレクリエーションの普及を行うと共に海でのマナーや海難事故を防ぐための安全講習、また、マリンスポーツの競技力向上を図るための拠点施設である。
概況
[編集]本館は鉄筋コンクリート造2階建(1階延床面積1,177.41m2、2階延床面積741.43m2)[1]。
- 1階には、ロビー、ラウンジ、ミーティングルーム、トレーニングルームの他、ヨット60艇が収納できる艇庫と船具庫がある[1]。2階には、事務室、宿泊室(2人部屋2室、4人部屋2室、8人部屋6室)、食堂、浴室などがある[1]。屋外には野積場(54艇)がある[1]。
- 伊勢湾に面し、カヌー、サーフィン、ウィンドサーフィン、ヨット等のマリンスポーツ。砂浜を利用してのビーチバレー、砂遊び。干潟を利用した生物観察、干潟観察、野鳥観察ができる。
歴史
[編集]内陸県である岐阜県が県民のマリンレクリエーションの利便を図るため、三重県河芸町(合併前)の河芸港において株式会社マリーナ河芸から土地を30年間の契約で賃借した上で建設された[1]。岐阜県が公の施設を区域外の三重県に設置することとなるため、地方自治法第244条の3の規定に基づき、三重県、河芸町(当時)、岐阜県の三者協議が行われ、2000年(平成12年)3月に設置に関する協定書を締結した[1]。
そして2000年(平成12年)7月20日に「岐阜マリンスポーツセンター」として供用を開始した[1]。岐阜県民以外の人も利用可能とされ、三重県は企業研修、自治体研修、各種講習会、合宿などに使用していた。株式会社マリーナ河芸は1990年(平成2年)に三重県等が出資する第三セクター方式で設立された会社で、河芸港内に施設を有しており、「岐阜マリンスポーツセンター」についても2006年(平成18年)から2011年(平成23年)まで指定管理者となっていた[1]。
岐阜県では2012年に開催予定の第67回国民体育大会のセーリング競技の会場として「岐阜マリンスポーツセンター」の使用を検討していたが、2005年1月31日に現地を視察した日本セーリング連盟は国民体育大会会場として不適と判断した[2]。
2010年2月19日、岐阜県は「行財政改革アクションプラン案」を公表し、2010年度中の休廃止を示唆した。そして2011年4月に閉鎖、岐阜県は指定管理者であったマリーナ河芸に施設を無償譲渡した[3]。そして同年11月にマリーナ河芸は「三重マリンセンター海の学舎」として再オープンした[4]。
休館日
[編集]- 毎週火曜日(3月1日 - 7月19日、9月1日 - 30日) 7月20日から8月31日は毎日営業
- 毎週火・水曜日(10月1日から2月末日の期)
アクセス
[編集]道路
[編集]- 国道23号「千里団地入口」交差点より約500m。
公共交通機関
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 平成22年度調査結果からみえる三重県の状況 - <児童生徒の状況>(p.51-52) 三重県
- ^ 財団法人日本セーリング連盟"平成16年度 事業報告"(2012年4月11日閲覧。)
- ^ 三重ふるさと新聞"岐阜県から譲渡受け 「海の学舎」として再出発"2011年12月8日(2012年4月11日閲覧。)
- ^ 伊藤あや"あやのみえ旅 - レディオキューブFM三重"三重エフエム放送、2012年2月3日(2012年4月11日閲覧。)