三輪嘉六
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三輪 嘉六(みわ かろく、1938年(昭和13年)2月17日 - )は、日本の考古学者。独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館元館長。専門は考古学、文化財学。
経歴
[編集]岐阜県瑞浪市出身。日本大学文学部(現在の文理学部)史学科卒業後、学校教員を経て、奈良国立文化財研究所に勤務。東京国立文化財研究所修復技術部長、文化庁文化財鑑査官、日本大学文理学部史学科教授等を経て、2002年、九州国立博物館設立準備室長、2005年、九州国立博物館の初代館長(2015年まで)[1][2]。文化財保存修復学会会長[3]、日本考古学会評議員などを歴任。
編著
[編集]- 『日本の美術5 no.348 家形はにわ』(宮本長二郎共編)(至文堂、1995年)
- 『文化財科学の事典』(馬淵久夫・三浦定俊・杉下龍一郎・沢田正昭共編)(朝倉書店、2003年)
- 『文化財学の構想』(編集)(勉誠出版、2003年)
脚注
[編集]- ^ “九博・三輪館長退任へ 今月限り 準備から13年、礎築く|【西日本新聞me】”. 西日本新聞me. 西日本新聞社 (2015年3月15日). 2021年12月9日閲覧。
- ^ “【語る】九州国立博物館初代館長・三輪嘉六氏(78) 学校よりも面白く - 産経ニュース”. 産経ニュース. 産経新聞社 (2016年9月29日). 2021年12月9日閲覧。
- ^ “動産文化財救出マニュアル”. クバプロ. 2021年12月9日閲覧。リンク先ページ内「序文を読む」から三輪による同学会の活動を記した文章が確認できる。