三谷祐資
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三谷 祐資(みたに ゆうじ、1946年 - )は、日本の洋画家[1]。太陽をテーマとした作品を描く[1]。兵庫県三田市在住[2]。
来歴
[編集]1946年に三重県伊勢市で生まれる[2]。高校卒業後、独学で絵画の作成を開始し、行動美術協会において作品を発表[2]。油彩画の表現に行き詰ったことからヨーロッパやインドを放浪したのち[2]、行動美術協会を離れフリーで活動。3年ほど費やし「ユーラシア大陸の聖域」(全長100メートル)を描き上げる[2]。その後、1990年頃から約10年かけて日本全国を巡って作成したスケッチを題材として、「四季の国・日本」(全長170メートル)の制作を行った[1]。2022年12月には、「ユーラシア大陸の聖域」および「四季の国・日本」の2作品を同時に展示した展覧会を京都市勧業館にて開催し、その全長は270メートルに及んだ[2][3]。
作品
[編集]- 「ユーラシア大陸の聖域」 - ヨーロッパやインドでの放浪のあと、1日15時間、3年ほどかけて作成された作品で、ギリシャから中国までが写実的に描かれている。全長は100メートル[2]。
- 「四季の国・日本」 - 1990年頃作成を開始。地球温暖化の影響を憂慮し四季の美しさを表現。日本全国でのスケッチを題材とし、合成樹脂に顔料を混ぜた絵具を下地にしたうえで描かれている。全長は170メートル。2005年には愛知万博のサテライト会場で紹介され、2018年には兵庫県立美術館にて展示された[1]。