三日月百子
種類 | 株式会社 |
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略称 | ミカヅキモモコ |
本社所在地 |
日本 〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-3-12[1] |
設立 | 1999年3月[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3120001085050 |
事業内容 | バラエティ雑貨の販売 |
代表者 | 破産管財人 今田晋一[2] |
資本金 | 4700万円[1] |
従業員数 | 34人[2] |
決算期 | 1月31日 |
特記事項:2021年3月24日破産手続開始決定。 |
株式会社三日月百子(みかづきももこ)は、かつて「ミカヅキモモコ」の店舗ブランドで300円ショップを運営していた日本の企業。
概要
[編集]1999年3月に設立[3]。西日本を中心に、ショッピングモールや複合商業施設内にテナント出店する形で、小学生からヤングミセスまでをターゲットとした「ミカヅキモモコ」の屋号で、ファンシーグッズを中心に、服飾雑貨、アクセサリー関連商品などを扱う300円ショップを展開していた[1][3]。商品の一部はメーカーと共同開発していた[3]。
2014年1月期には30億5812万円の売上があり、株式上場も視野に入れていた[1]。しかし、100円ショップとの競争により業績が低迷し、スクラップアンドビルドを実行して業績回復に努めたものの、それに伴う借入金が財務面を圧迫し、2020年には取引金融機関に対してリスケジュールを要請した[1][3]。
2020年1月期の売上も27億3,000万円にとどまり、さらに新型コロナウイルスの影響により業績はさらに悪化[1][3]。このため三日月百子は、緊急融資を受けた他、不採算店舗の閉鎖を行ったものの業績は改善されず[3]、2021年2月8日に事業を停止して事後処理を弁護士に一任した[1][3]。
在庫買取業者である株式会社Shoichiは、翌日の2021年2月9日、三日月百子が手掛けていた「ミカヅキモモコ」の店舗の一部を譲受する事を発表[4]。「ミカヅキモモコ」の一部店舗並びに商標は三日月百子からShoichiへ譲渡され、Shoichiへ譲渡された店舗は同年3月1日からShoichiによる運営がスタートした[5]。
ただし、Shoichiは「ミカヅキモモコ」オンラインショップは継承せず、「ミカヅキモモコ」オンラインショップは三日月百子の事業停止と同時に閉店した。
三日月百子は、2021年3月24日に大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[2]。負債総額は約12億7,500万円[1][3]。
店舗
[編集]事業停止時点では47店舗を運営していた[6]。このうち7店舗はShoichiへ譲渡され[7]、「ミカヅキモモコ」公式サイトもShoichiへ譲渡された。残りの40店舗はShoichiへ譲渡されずに閉店した。
テレビ出演
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿「"300均"スペシャル ~新たな消費を生む"300円"の価値」(2011年7月7日放送、テレビ東京)[8]
書籍
[編集]- 物河昭 著『ミカヅキモモコ 女子社員総幸福度』リトルガリヴァー社、2013年5月1日。ISBN 9784903970738
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i TSR速報 (株)三日月百子 東京商工リサーチ 2021年2月8日
- ^ a b c 新型コロナ関連倒産 300円均一雑貨「ミカヅキモモコ」運営の(株)三日月百子(大阪)/破産手続き開始決定 JC-net. 2021年4月2日
- ^ a b c d e f g h 300円均一の雑貨店「ミカヅキモモコ」の運営会社、新型コロナの影響受け自己破産へ Yahoo!ニュース(帝国データバンク) 2021年2月8日
- ^ 【PR】「ミカヅキモモコ」事業譲受に関するお知らせ よりサスティナブルな企業に Shoichi 2021年2月9日
- ^ 【PR】「ミカヅキモモコ」3/1より再始動! 6店舗をオープン Shoichi 2021年3月5日
- ^ ショップリスト ミカヅキモモコ(ウェイバックマシン、2021年1月8日付キャッシュ)
- ^ 2月8日に閉店した300円均一「ミカヅキモモコ」が再始動! 7店舗が営業再開し、冬物50%OFFセールも開催 ネタとぴ、インプレス、2021年3月6日
- ^ "300均"スペシャル ~新たな消費を生む"300円"の価値 テレビ東京、2011年7月7日
関連項目
[編集]- ミカヅキモモコ - 店舗ブランド
- Shoichi (企業) - 店舗と商標を譲受した企業
- 100円ショップ#その他の業態 - 300円ショップについて