三宅彰 (作家)
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(みやけ あきら、
経歴
[編集]明治大学法学部を卒業して、上田市役所に入職し[2]、25歳のときに、労働組合の機関紙に執筆を依頼されたのを契機として小説を書くようになり[3]、公務員としての勤務のかたわらミステリー作品の執筆活動を行う[1]。
上田市教育委員会に勤務していた1997年に、『風よ、撃て』が、第14回サントリーミステリー大賞を受賞し[2]、これを原作としたテレビ・ドラマも放映された[4]。これより前、1993年の第6回日本推理サスペンス大賞では「猟犬の日」が最終候補作品5篇に残ったが、受賞したのは天童荒太の「孤独の歌声」であった[5]。また、1994年の第40回江戸川乱歩賞では、別名儀の平尾彰として応募した「白き煉獄」が候補作5編に残ったが、受賞したのは中嶋博行の「検察捜査」であった[6]。
おもな著書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “現会員 三宅彰”. 日本推理作家協会. 2016年4月21日閲覧。
- ^ a b c “第14回サントリーミステリー大賞受賞作決定 ~大賞は三宅 彰氏「風よ、撃て」に~”. サントリー (1997年1月28日). 2016年4月21日閲覧。
- ^ 小山内伸 (1997年2月16日). “三宅彰さん サントリーミステリー大賞受賞(ひと)”. 朝日新聞・朝刊: p. 3. "小説は二十五歳の時、労組機関紙から依頼を受けて書いたのがきっかけだ。" - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “テロリストVS刑事、ほろ苦く死闘--テレビ朝日系「風よ、撃て」”. 毎日新聞・東京夕刊: p. 3. (1997年9月9日) - 毎索にて閲覧
- ^ “日本推理サスペンス大賞 受賞作候補作一覧”. P.L.B.. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “1994年 第40回 江戸川乱歩賞”. 日本推理作家協会. 2016年4月21日閲覧。