三和酒造
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒424-0038 静岡県静岡市清水区西久保501-10 |
設立 | 1686年(貞享3年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 7080001008037 |
事業内容 | 酒造業 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木 克昌 |
外部リンク | http://garyubai.com/ |
三和酒造株式会社(さんわしゅぞう)は、静岡県静岡市清水区西久保に製品工場と本社、同区谷津町に仕込み蔵を置く日本の酒造会社である。
概要
[編集]1686年(貞享3年)、初代・鈴木市兵衛が、現在地で良水を得て酒造業を始めた。「鶯宿梅(おうしゅくばい」という名で300年近く地元で親しまれた。1971年(昭和46年)、三和酒造(株)を設立。1985年(昭和60年)、「羽衣の舞(はごろものまい)」を発売。2002年(平成14年)、「臥龍梅(がりゅうばい)」を発売した。現在、当主・鈴木克昌が、「臥龍梅」、「静ごころ」、「羽衣の舞」ブランドの日本酒を醸造販売する老舗酒造メーカーである[1]。
- 「臥龍梅」の由来
「臥龍」とは地にひそみ隠れている龍の意味で、志をのばす機会を得ず民間に隠れていた英雄、諸葛孔明の例え。三和酒造近隣の禅寺には徳川家康が植えたと伝えられる「臥龍梅」があり、後に天下人となる家康にも臥龍の時代があった。臥龍の故事に習い、やがては天下の美酒と謳われることを願って「臥龍梅」と命名した。[2]。
沿革
[編集]- 1686年(貞享3年) - 鈴木市兵衛が、現在地で酒造りを創業。
- 年代不詳 - 商標名「鶯宿梅」の名で、300年近く販売した。
- 1971年(昭和46年) - 三和酒造(株)を設立した。
- 1985年(昭和60年) - 静岡県清酒鑑評会での受賞を機に、「羽衣の舞」を発売した。
- 2002年(平成14年) - 「臥龍梅(がりゅうばい)」を発売した。
- 年代不詳 - 南部杜氏・菅原富男が就任した。
- 2016年(平成28年) - 現在、当主・鈴木克昌が蔵を継承している[1]。
- 2018年(平成30年) - 南部杜氏・多田和仁が就任した。
受賞歴
[編集]全国新酒鑑評会
- 平成14酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[3]
- 平成17酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[4]
- 平成20酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[5]
- 平成23酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[6]
- 平成26酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[7]
- 平成28酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[8]
- 令和2酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[9]
- 令和4酒造年度 - 「臥龍梅」金賞受賞[10]
交通
[編集]- 鉄道
脚注
[編集]- ^ a b 三和酒造株式会社 - 「会社案内」
- ^ 三和酒造株式会社 - 「臥龍梅 がりゅうばい命名の謂れ」
- ^ 『酒類総合研究所』「平成14酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成15年5月28日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成17酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成18年5月25日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成20酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成21年5月27日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成23酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成24年5月18日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成26酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成27年5月20日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成28酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、平成29年5月18日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「令和2酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、令和3年5月21日、2022年4月28日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「令和4酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」、令和5年5月24日、2023年5月25日閲覧
関連文献
[編集]- 『臥龍梅(がりゅうばい)(デジタル大辞泉プラス)』「静岡県、三和酒造株式会社の製造する日本酒。平成23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞」2012年