万葉線6000形ディーゼル機関車
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万葉線6000形ディーゼル機関車 | |
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6000形(2014年9月) | |
基本情報 | |
運用者 | 万葉線 |
製造所 | 新潟トランシス |
製造年 | 2012年 |
製造数 | 1両 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
動力伝達方式 | 液体式 |
6000形ディーゼル機関車(6000がたディーゼルきかんしゃ)は、万葉線が2012年に導入した除雪用のディーゼル機関車。
概要
[編集]万葉線では移管以降も冬季の除雪はデ5010形電車に雪かきをつけて行っていたが、1950年製造である同形式は老朽化が進行していた。
そこで2012年に導入されたのが本形式である。新潟トランシス製で1両(6000)が製造されており[1]、路面電車向けの車籍を有するディーゼル機関車は2021年現在、伊予鉄道のD1形・D2形と本形式のみである。導入に当たっては、一部社員が「乙種内燃車」の動力車操縦者運転免許を取得している。
構造
[編集]内燃機関動力車であり、ディーゼルエンジンを越ノ潟側に搭載している。PS22形パンタグラフを搭載しているが、信号制御用トロリーコンタクターの操作と積雪時の雪を払うことが目的であり、通電はしない[2]。
凸型に近い形状で、デッキと運転台出入口が高岡方に設けられている。また、スノープラウの裏側に融雪剤散布機を備える[2]。
運用
[編集]積雪が30cm - 40cmになると、六渡寺駅 - 越ノ潟駅間で除雪を行う[1]。
2016年シーズン、2018年シーズン、2020年シーズンに故障を起こしており、除雪が行えず運休にもつながっている[3]。2021年シーズンに向けて夏季に改良を行う予定となっている[2]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 鉄道ダイヤ情報 2021年9月号, 交通新聞社, (2021), pp. 29-30
- ^ “積もらせないぞ!徹夜運行 万葉線レトロ車両が奮闘中”. 北日本新聞. (2018年1月27日) 2021年9月13日閲覧。